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J-GLOBAL ID:202002212551858218   整理番号:20A0063274

スコポラミンによるムスカリン性アセチルコリン受容体の遮断はニワトリ雛(GallusGallus domesticus)における膜刷込の記憶形成を損なう【JST・京大機械翻訳】

Blockade of muscarinic acetylcholine receptor by scopolamine impairs the memory formation of filial imprinting in domestic chicks (Gallus Gallus domesticus)
著者 (7件):
資料名:
巻: 379  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1150A  ISSN: 0166-4328  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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初期学習における記憶形成を研究するための有用なモデルは,早熟鳥類におけるフィラリア刷り込みである。背側終脳における中間の内側の中間体(IMM)は,インプリンティング訓練の開始後にいくつかの神経伝達物質の放出が増加する重要な脳領域の1つである。増加した神経伝達物質の中で,インプリンティングにおけるアセチルコリンの役割は不明のままである。哺乳類脳におけるアセチルコリンは,新しい記憶のコード化において重要な役割を果たしている。哺乳類脳の海馬および皮質におけるムスカリン性アセチルコリン受容体サブタイプ1(M_1受容体)およびサブタイプ3(M_3受容体)は,記憶コード化に必要であることが示されている。本研究において,ニワトリにおけるインプリンティング獲得が,両側IMMにムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)拮抗剤スコポラミンを注入することにより損なわれるかどうかを調べた。スコポラミンの注入は試験におけるインプリンティング対象の選好を減少させたが,訓練中のインプリンティング対象へのアプローチの数には影響しなかった。免疫ブロッティングと免疫組織化学は,M_3受容体がIMMで発現したことを明らかにした。これらのデータは,アセチルコリンがIMMにおけるM_3受容体を介したインプリンティングの記憶形成に関与することを示唆する。スコポラミン注射雛は,アルツハイマー病のような認知症の動物モデルとして有用である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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中枢神経系  ,  精神科の基礎医学  ,  神経の基礎医学 
物質索引 (1件):
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