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J-GLOBAL ID:202002213109055135   整理番号:20A0848706

撥液性表面を利用したスラリー状カプセル原料液からのミリカプセルの作製

Fabrication of Millicapsules from Slurry of Ingredient Particles and Monomer Liquid on a Superamphiphobic Surface
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 8-12(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0110B  ISSN: 0386-216X  CODEN: KKRBAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,撥液性表面を利用してスラリー状カプセル原料液からミリカプセルを作製することを目的とした.カプセルに内包する有用物質のモデル物質として選択したアセタミプリドとカプセル壁材モノマーであるトリメチロールプロパントリメタクリレート(TRIM)との混合液はスラリー状であり,それを撥液性表面に滴下しても球状の液滴が得られず,結果として球状のカプセルを作製できなかった.そこで,アセタミプリドの良溶媒であり,かつTRIMと相溶性を示す揮発性有機溶媒ジクロロメタン(DCM)をそのスラリーに加えることで均質溶液を得た.その溶液を撥液性表面に滴下したところ,球状の液滴を作製できた.また,その液滴を静置することでDCMを蒸発除去し,それにより得られた球状スラリー液滴中のTRIMを重合させることで,球状のカプセルを作製できた.また,本法により,アセタミプリドを極めて効率よくカプセルに内包でき(内包効率>99%),その高い内包効率によりカプセルにアセタミプリドを高含有させることも可能であった.さらに,両親媒性物質であるポリエチレングリコール(PEG)を含むTRIMをカプセルに塗布後,それを固化させることでカプセルの外表面にコート層を形成したところ,コート層中のPEG濃度によりカプセルからのアセタミプリドの放出速度を制御できることを示した.(著者抄録)
シソーラス用語:
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