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J-GLOBAL ID:202002213297074180   整理番号:20A1531634

単一イオン一軸異方性を持つXXZ模型におけるスピン1とスピン1/2混合系の長距離秩序に対する有効場アプローチ

Effective-Field Approach to Long-Range Order of Spin-1 and Spin-1/2 Mixed System in XXZ Model with Single-Ion Uniaxial Anisotropy
著者 (2件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 074002.1-074002.9  発行年: 2020年07月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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xy面が磁化の容易な平面である正の単一イオン一軸異方性Dを有するXXZ Heisenbergモデルにおいて,スピン-1系に対するスピン1/2の置換効果を,希薄磁性における長距離秩序に対して臨界濃度を与える1サイト有効場理論の観点から検討した。本研究は,純粋スピン-1系(x=9)が異方性Dにより強磁性秩序を示さないx≦9のLi<sub>x</sub>V<sub>3</sub>(P<sub>2</sub>O<sub>7</sub>)<sub>3</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>2</sub>の磁気面を明らかにするために,三次元的に歪んだKagome格子における混合系に焦点を当て,一方,スピン-1とスピン-1/2混合系(x<9)は,p≒0.3のスピン1/2濃度以上で長範囲秩序を示し,臨界転移温度はpと共に著しく増加した。スピン-1とスピン1/2の間の交換結合定数J<sup>x</sup><sub>12</sub>の関数として,強磁性秩序の臨界濃度p<sub>c</sub>を得た。p<sub>c</sub>の有意な減少は,J<sup>x</sup><sub>12</sub>=0の希薄スピン1/2強磁性体の場合と比較して明らかにされた。転移温度T<sub>xc</sub>も,与えられた交換結合定数とDに対してpに対して決定した。これらの結果は,Li<sub>x</sub>V<sub>3</sub>(P<sub>2</sub>O<sub>7</sub>)<sub>3</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>2</sub>の磁気特性を定性的に説明する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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磁性理論 
引用文献 (15件):
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