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J-GLOBAL ID:202002213320139298   整理番号:20A2511875

COVID-19における抗リン脂質抗体は抗リン脂質症候群において検出可能なものとは異なる【JST・京大機械翻訳】

Anti-Phospholipid Antibodies in COVID-19 Are Different From Those Detectable in the Anti-Phospholipid Syndrome
著者 (30件):
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巻: 11  ページ: 584241  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:コロナウイルス疾患2019(COVID-19)の重症患者は,大きな凝固状態を有し,しばしば臓器不全および死亡を生じる凝固障害を生じる。長期活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)のため,抗リン脂質抗体(aPLs)との関係が提案されているが,結果は議論の余地がある。aPL(すなわち,ループス抗凝固薬)に対する機能的分析は,C反応性蛋白質の同時抗凝固および/または高レベルにより影響される。抗カルジオリピン(aCL),抗β2-糖蛋白質I(抗β_2GPI)および抗ホスファチジルセリン/プロトロンビン(aPS/PT)抗体の存在は,系統的に調査されなかった。抗β_2GPI抗体のエピトープ特異性は報告されなかった。【目的】COVID-19患者の大規模コホートにおけるaPLの有病率と臨床関連を評価して,抗β_2GPI抗体のエピトープ特異性を特性評価する。【方法】ELISAと化学ルミネセンスアッセイを用いて,重度のCOVID-19を患う患者の122の血清を検査した。それらの内,16は主要な血栓イベントを示した。結果:抗β_2GPI IgG/IgA/IgMは,患者の15.6/6.6/9.0%で最も高頻度であったが,aCL IgG/IgMはELISAにより5.7/6.6%で検出された。同等の値は化学ルミネセンスにより見出され,aPS/PT IgG/IgMはELISAにより2.5及び9.8%で検出可能であった。血栓症とaPLとの間に関連はみられなかった。β_2GPIのドメイン1および4-5に対する反応性は,各ドメインに対して3/58(5.2%)試験血清に限られ,aCL/抗β_2GPIまたは血栓症とは相関しなかった。結論:aPLは,COVID-19患者で低い罹患率を示し,COVID-19患者における主要な血栓イベントとは関連せず,主にβ_2GPIに対して指示されるが,抗リン脂質症候群では抗体とは異なるエピトープ特異性を示す。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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免疫性疾患・アレルギー性疾患の診断  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
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