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J-GLOBAL ID:202002214061385315   整理番号:20A1172790

腫瘍エキソソームCemIP蛋白質は脳転移における癌細胞コロニー形成を促進する【JST・京大機械翻訳】

Tumour exosomal CEMIP protein promotes cancer cell colonization in brain metastasis
著者 (59件):
資料名:
巻: 21  号: 11  ページ: 1403-1412  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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脳転移に対する有効な治療法の開発は,現在,それを駆動する分子機構の理解における限界により妨げられている。ここでは,脳転移コロニー形成に対する腫瘍分泌エキソソームの寄与を定義し,脳転移細胞からのエキソソームによる脳微小環境のプレコンディショニングが癌細胞増殖を増強することを示した。プロテオーム解析により,細胞移動誘導およびヒアルロン酸結合蛋白質(CEMIP)が,脳転移からのエキソソームにおいて上昇したが,肺または骨転移細胞ではないことを同定した。腫瘍細胞におけるCEMIP枯渇は脳転移を障害し,脳血管系との浸潤および腫瘍細胞関連を破壊し,CEMIP+エキソソームによる脳微小環境の前処理により表現型を救済した。さらに,脳内皮細胞およびミクログリア細胞によるCEMIP+エキソソームの取り込みは,脳血管リモデリングおよび転移を促進することが知られているPtgs2,TnfおよびCcl/CXCLによりコードされる炎症誘発性サイトカインを上方制御することにより血管周囲ニッチに内皮細胞分枝および炎症を誘導した。CEMIPは,脳転移を有する患者から腫瘍組織とエキソソームにおいて上昇して,脳転移進行と患者生存を予測した。まとめると,著者らの知見は,標的エキソソームCEMIPが脳転移の予防と治療のための将来の道を構成できることを示唆する。Rodriguesらは,脳転移細胞から誘導されたエキソソームCEMIPが血管リモデリングと炎症を誘発し,その後の脳微小環境における転移性コロニー形成を支持することを示す。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Limited 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般 

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