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J-GLOBAL ID:202002214182170265   整理番号:20A1334082

ギターエフェクト再現に向けた音色比較手法

Timbre Comparison Method to Reproduce Guitar Effect
著者 (1件):
資料名:
号: 38  ページ: 23-28 (WEB ONLY)  発行年: 2020年03月31日 
JST資料番号: U1292A  ISSN: 2433-9776  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年,エレキギターは世界音楽シーンで不可欠な楽器となっている。エレキギターが使用されるならば,電気信号段階でフィルタのような回路を通過することにより,音色を変更できる。この方法で,エフェクターは,音色を変えるために広く使用され,多くのプロ音楽家は様々なエフェクターを使用する。アマ音楽家がプロ音楽家の音楽をまねることを試みるとき,同じギターまたはアンプが準備されたとしても,同じエフェクターがないと同じ音色は実現できない。さらに,少数の音楽家はエフェクターのタイプとパラメータを公開し,楽器は高価である。各音楽家による経験と感覚に基づく試行錯誤により,音色の再現を行った。これは初心者にとって容易な作業ではない。本稿では,エフェクターによって変調された音を容易に再現するために,音色比較法を比較した。本稿で評価した方法は,直接FFT(高速Fourier変換),SFFT(短時間Fourier変換),MFCC(メル周波数ケプストラム係数),およびメタMFCCである。本稿で評価した効果は,歪み,リバーブおよび遅れである。コンピュータによる計算およびヒト聴覚による特性の評価と比較して,歪みは,任意の特性でパラメータを正確に推定できることを示した。MFCCシステムは,元のパラメータを再現するための3つの効果,特にSMFCC(短時間メルケプストラム係数)とメタMFCCが特に良好であることが分かった。FFTシステムの計算コストはMFCCシステムに比べて約20%に減少した。FFTまたはMFCCシステムのコストにはほとんど差がなかった。比較のための時間コストは,FFTとMFCCシステム,特にFFT,MFCC,およびメタMFCCで低かった。従って,メタMFCCは,特定重力をヒト聴覚特性に関して比較すると,最適であると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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楽器音響 
引用文献 (5件):
  • [1] 有山大地,安藤大地他, “ 進化論的計算を用いたエレキギターの音色再現手法の提案,” 情報処理学会インタラクション2016 論文集,p.250,2016/3/2.
  • [2] Logan Beth, “Mel Frequency Cepstral Coefficients for Music Modeling,” Proc. of ISMIR, 2000.\n(http://ismir2000.ismir.net/papers/logan_paper.pdf\n(2019/11/26)).
  • [3] 馬場貴之,山田武志他,“HMM とMFCC を用いた楽器音の音源同定の検討,” 情報処理学会研究報告MUS-61,p.79,2005/8/5.
  • [4] Aquila 3.0, Open source DSP library for C++,\nhttps://aquila-dsp.org/\n(2019/11/26).
  • [5] Wikipedia, “Effects unit”,\nhttps://en.wikipedia.org/wiki/Effects_unit\n(2019/11/26).
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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