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J-GLOBAL ID:202002214674557363   整理番号:20A2272255

1.4GHzでのNasu望遠鏡アレイによる2015年アウトバースト中のV404 Cygniの観測

Observations of V404 Cygni during the 2015 outburst by the Nasu telescope array at 1.4 GHz
著者 (10件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 77.1-77.10  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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早稲田大学Nasu望遠鏡アレイは,20mの球面ディッシュを備えた8つの線形配列アンテナから成る空間高速Fourier変換干渉計である。この型の干渉計を開発し,160mディッシュと同じくらい高い角度分解能と20mディッシュの視野の角度分解能を持つ過渡的な電波源を調査した。ドリフト走査モード観測を行い,そこでは,地球が自転するにつれて望遠鏡が選ばれた偏角の周りの空を走査する。ブラックホールX線連星V404Cygniは,26年の休止期間の後,2015年6月に新しいアウトバーストを起こした。ブラックホール連星への関心のため,全波長でのこのアウトバーストに関するかなりの量のデータが蓄積された。上記の望遠鏡を用いて,X線アウトバーストの1か月前にV404 Cygniを毎日モニタリングし,2015年6月21.73日と6月26.71に1.4GHzの2つのラジオフレアを検出した。フレアのフラックス密度と時間スケールは,それぞれ313±30mJyと1.50±0.49d,364±30mJyと1.70±0.16dであった。また,いくつかの電波望遠鏡で観測される他の電波データを収集することにより,短期間のラジオスペクトルの極端な変化を確認した。このようなスペクトル挙動は,電波とX線におけるこれらの極端な活動に関連する放出されたブロブの不透明度の変化を反映すると考えられる。1.4GHz電波データは,ブラックホール周辺の降着と放出現象の物理学を研究するのに役立つと期待される。(翻訳著者抄録)
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