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J-GLOBAL ID：202002214959479364   整理番号：20A2117400

光通信にAI?!ニューラルネットワークによる固有値変調信号の復調性能改善

著者 (3件)： 三科健 (大阪大) ,  久野大介 (大阪大) ,  丸田章博 (大阪大)
資料名： O plus E  (O plus E)
号： 475  ページ： 640-644  発行年： 2020年09月25日 
JST資料番号： Z0994A  ISSN： 0911-5943  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・複数の固有値を同時に伝送する場合,従来の復調方式では良好なビット誤り率(BER)が得られないので,固有値変調方式およびANNを用いた復調技術について解説。
・従来の線形分類による復調方法と比較して,ANNの非線形分類による復調方法を用いることにより12.1dBの大きな電力利得が得られることを実証。
・固有値通信の実用化に向けて伝送容量などの課題があるが,機械学習の応用により復調性能を大幅に改善すれば,固有値通信の多値化・大容量化が期待されることを示唆。

シソーラス用語： *光通信 ,  人工知能 ,  神経回路網 ,  固有値 ,  *復調 ,  通信路容量 ,  ディジタル変調 ,  画像処理 ,  誤り率 ,  *機械学習 ,  容量
準シソーラス用語： *AI【人工知能】 ,  *ニューラルネットワーク(コンピュータ) ,  *ビット誤り率 ,  多値変調 ,  大容量化 ,  伝送容量 ,  閾値処理

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  光学情報処理  (BD03060T)

引用文献 (17件)：

• A. D. Ellis, J. Zhao, and D. Cotter: ′′Approaching the Non-Linear Shannon Limit′′, IEEE/OSA J. Lightwave Technol., Vol. 28 (4), pp. 423-433 (2010)
• A. Hasegawa and T. Nyu: ′′Eigenvalue Communication′′, IEEE/OSA J. Lightwave Technol., Vol. 11 (3), pp.395-399 (1993)
• S. K. Turitsyn, J. E. Prilepsky, S. T. Le, S. Wahls, L. L. Frumin, M. Kamalian, and S. A. Derevyanko : ′′Nonlinear Fourier transform for optical data processing and transmission: advances and perspectives′′, OSA Optica, Vol. 4 (3), pp. 307-322 (2017)
• H. Terauchi and A. Maruta: ′′Eigenvalue Modulated Optical Transmission System Based on Digital Coherent Technology′′, in Proc. 10th Proc. CLEOPR&OECC/PS 2013, paper WR2-5 (2013)
• 丸田章博,寺内大樹,松田雄大,豊田彰史,池田善紀: ′′固有値変調を用いた光ファイバ伝送方式(招待論文)′′, 電子情報通信学会論文誌(B), Vol.J99-B(11), pp.976-987 (2016)

タイトルに関連する用語 (7件)： 光通信 ,  AI ,  ニューラルネットワーク ,  固有値 ,  変調信号 ,  復調 ,  性能改善