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J-GLOBAL ID：202002215495732583   整理番号：20A0662175

鉄道車両になくてはならない空気圧システム

著者 (1件)： 風戸昭人 (鉄道総合技術研)
資料名： フルードパワーシステム  (日本フルードパワーシステム学会誌)
巻： 51  号： 2  ページ： 54-57  発行年： 2020年03月15日 
JST資料番号： S0170B  ISSN： 1346-7719  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,鉄道車両に用いられる空気圧システムの例として,車体支持装置と車体傾斜制御に用いられる技術を中心に紹介。
・車体支持装置について,近年の鉄道車両では,車体-台車間の支持装置として広く用いられる空気ばねと,負荷荷重によらずばね高さを一定に保つための自動高さ調整弁(LV)を説明。
・曲線走行時の車体傾斜制御として,左右の空気ばねを利用して車体を傾ける空気ばね式車体傾斜,傾斜用のはりを台車に設けることで前者より大きな角度を実現する振子式車体傾斜について記述。
・振子式車体傾斜における空気圧サーボシステム応答性向上の取り組みとして,応答性を向上したアクチェータの開発と目標値に対する追従性能に言及。

シソーラス用語： *鉄道車両 ,  *空気圧システム ,  空気ばね ,  調節弁 ,  列車制御 ,  支持構造物 ,  傾斜 ,  振り子 ,  アクチュエータ ,  応答特性 ,  サーボ制御
準シソーラス用語： 空気圧アクチュエータ ,  高さ調整弁 ,  車体傾斜制御

分類 (2件)： 鉄道車両用機器  (QH02030G) ,  油圧・空気圧機器  (QD04020X)

引用文献 (3件)：

• 風戸昭人,鴨下庄吾,山長雄亮:振子制御用空気圧アクチュエータの応答性向上による低周波左右振動低減, 鉄道総研報告,Vol.25, No.8, p.5-10(2011)
• https://www.groupe-psa.com/en/newsroom/automotive-innovation/hybrid-air/
• 喜多成充,西村和彦,小林学志,海老名季学,花井勝祥:空気ばね圧を用いた台車異常検出手法,第25回鉄道技術連合シンポジウム講演論文集(2018)

タイトルに関連する用語 (2件)： 鉄道車両 ,  空気圧システム