文献

J-GLOBAL ID：202002215545654974   整理番号：20A2791608

流れよりむしろの雲仙溶岩の剛体移動【JST・京大機械翻訳】

Rigid migration of Unzen lava rather than flow

著者 (8件)： Goto Akio (Center for Northeast Asian Studies, Tohoku University, 41 Kawauchi, Aoba-ku, Sendai 980-8576, Japan) ,  Fukui Keiichi (Meteorological Research Institute, Japan Meteorological Agency, 1-1 Nagamine, Tsukuba 305-0052, Japan) ,  Hiraga Takehiko (Earthquake Research Institute, University of Tokyo, 1-1-1 Yayoi, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0032, Japan) ,  Nishida Yasunori (Graduate School of Science, Hokkaido University, Kita 10, Nishi 8, Kita-ku, Sapporo 060-0810, Japan) ,  Ishibashi Hidemi (Faculty of Science, Shizuoka University, 836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, Japan) ,  Matsushima Takeshi (Institute of Seismology and Volcanology, Faculty of Science, Kyushu University, 2-5643-29, Shin’yama, Shimabara, Nagasaki 855-0843, Japan) ,  Miyamoto Tsuyoshi (Center for Northeast Asian Studies, Tohoku University, 41 Kawauchi, Aoba-ku, Sendai 980-8576, Japan) ,  Sasaki Osamu (The Tohoku University Museum, Tohoku University, 6-3 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8578, Japan)
資料名： Journal of Volcanology and Geothermal Research  (Journal of Volcanology and Geothermal Research)
巻： 407  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0770B  ISSN： 0377-0273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の北西九州のUnzen Fugen-dake Volcanoから1990年代に噴出した溶岩の進捗モードを再評価した。溶岩がNewtonまたはBingham流体であるという仮定に基づき,Jeffreysモデルを用い,1991年の観測された溶岩表面速度から,Unzen溶岩の見かけ粘度が0.9~4.2×1010Pa sと見積もられた。対照的に,Unzen溶岩由来の合成粉砕質量ガラスの粘度を,実験室において,予想溶岩温度(780°C~880°C)で1011~1013Pa sと測定し,野外観察に基づく粘度よりかなり高かった。結晶の懸濁効果が粉砕質量ガラスに対して考慮されているならば,観測されたよりも数桁高い粘度が,Unzen溶岩に対して予想されるべきである。粘度推定における視差の源を探すため,1991年に採取した天然Unzen溶岩試料の一軸圧縮粘度計を最初に行い,溶岩粘度が野外観測によって決定された値よりも実際に高く,流体-固体閾値粘度(1012Pa s)に等しいかより高いことを確認した。このことは,観察粘度が過小評価されていることを示唆する。ビデオと写真を用いた溶岩移動の再解析から,フィールドベース粘度推定と同時代わって,溶岩挙動が流体のそれと遠いことを見出した。明らかに,溶岩ローブは,流動フロントで流動性を失い,その代わりに,Jeffreysモデルの適用が,粘度を過小評価するのに不正確に導くことを示した。1991年の溶岩サンプルと画像データだけを使用したが,著者らは,1991~1995年の活動の間,すべての外因性溶岩葉に対して,剛直な移動が一般的であると推論する。比較研究は,冷却および/または脱ガス溶岩が,実験またはモデルベース粘度から予想されるより高い移動度を示すことを実証した。摩擦力が,溶岩に固有な粘性抵抗よりも,葉ベースと下層斜面の間でより小さいとき,明らかに,これは発生する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 移動度 ,  ガラス ,  懸濁液 ,  剛体 ,  粘度 ,  粘度計 ,  流動性 ,  脱ガス ,  *溶岩 ,  視差 ,  Bingham流体 ,  録画装置 ,  摩擦力 ,  下層 ,  見掛粘度 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度

著者キーワード (5件)： 雲仙普賢岳 ,  溶岩粘度 ,  Newton流体 ,  Bingham流体 ,  剛体

分類 (2件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 流れ ,  溶岩 ,  剛体