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J-GLOBAL ID：202002215913003765   整理番号：20A1078492

アクリルアミドへの曝露はラット脳のノルアドレナリン作動性軸索を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Exposure to acrylamide decreases noradrenergic axons in rat brain

著者 (9件)： Zhang Lingyi (Department of Occupational and Environmental Health, Tokyo University of Science, Noda, Japan) ,  Hara Satoshi (School of Life Science and Technology, Tokyo Institute of Technology, Yokohama, Japan) ,  Ichinose Hiroshi (School of Life Science and Technology, Tokyo Institute of Technology, Yokohama, Japan) ,  Nagashima Daichi (Department of Occupational and Environmental Health, Tokyo University of Science, Noda, Japan) ,  Nagashima Daichi (Department of Hygiene and Preventive Medicine, Showa University School of Medicine, Tokyo, Japan) ,  Morita Kyo (Department of Occupational and Environmental Health, Tokyo University of Science, Noda, Japan) ,  Sakurai Toshihiro (Department of Occupational and Environmental Health, Tokyo University of Science, Noda, Japan) ,  Ichihara Sahoko (Department of Environmental and Preventive Medicine, Jichi Medical University School of Medicine, Shimotsuke, Japan) ,  Ichihara Gaku (Department of Occupational and Environmental Health, Tokyo University of Science, Noda, Japan)
資料名： Neurotoxicology  (Neurotoxicology)
巻： 78  ページ： 127-133  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0121B  ISSN： 0161-813X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アクリルアミドはヒトおよび実験動物において中枢神経系に障害を誘導することが知られている。本研究は,雄ラットの脳における成体神経形成,ノルアドレナリン作動性軸索およびノルエピネフリンのレベルに及ぼすアクリルアミドへの曝露の影響を調べた。12匹の雄Wistarラットの4群を,5週間の胃管栄養により0,0.2,2および20mg/kg体重でアクリルアミドに曝露した。各群の6匹のラットに,免疫染色を用いて歯状回における増殖細胞を調べるために,アクリルアミドへの5週間の曝露後に5-ブロモ-2′-デオキシ-ウリジン(BrdU)を注入した。前頭前野におけるノルアドレナリン作動性およびセロトニン作動性軸索の密度,海馬および脳幹の背後の皮質を定量化した。残りの6匹のラットは,最後の曝露の後に断首されて,脳は,高性能液体クロマトグラフィーを用いて海馬と前頭前野におけるモノアミンレベルを測定するために解剖された。アクリルアミドへの曝露は,20mg/kgの有意な変化で前頭前野におけるノルアドレナリン作動性軸索の密度を用量依存的に減少させた。ノルエピネフリン濃度は20mg/kgで海馬で減少した。20mg/kg以下のアクリルアミドへの曝露はBrdU陽性細胞の数を変化させなかったが,結果は予備的に考慮すべきである。その結果,アクリルアミドへの経口曝露はラット脳におけるノルアドレナリン作動性軸索及びノルエピネフリンレベルの減少を誘導することを示した。同様の効果が1-ブロモプロパン曝露ラットで観察されたので,中枢神経系に対するソフト求電子剤の毒性に共通の機構がある可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *軸索 ,  脳幹 ,  ヒト ,  *ラット ,  海馬 ,  皮質 ,  成体 ,  歯状回 ,  免疫染色 ,  前頭前野 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  カテコールアミン ,  アミノアルコール ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： モノアミン ,  経口曝露 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ノルエピネフリン ,  求電子試薬 ,  アクリルアミド ,  神経毒性

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (3件)： アクリルアミド ,  セロトニン ,  ノルエピネフリン

タイトルに関連する用語 (6件)： アクリルアミド ,  曝露 ,  ラット ,  脳 ,  ノルアドレナリン ,  軸索