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J-GLOBAL ID：202002216006065138   整理番号：20A2465966

一点係留された新形式浮体式洋上風車’Optiflow’の風追従性に関する研究

A Research on the Weathervane Performance of New Type of Single-Point-Moored FOWT ‘Optiflow’

著者 (5件)： 橋本和樹 (大阪府大) ,  二瓶泰範 (大阪府大) ,  SRINIVASAMURTHY S. (大阪府大) ,  鈴木英之 (東大) ,  羽田絢 (海上技術安全研)
資料名： 海洋工学シンポジウム(CD-ROM)  (Ocean Engineering Symposium (CD-ROM))
巻： 28th  ページ： ROMBUNNO.OES28-038  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0108B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 風車は通常,ヨー制御装置を用いて風向に向ける。しかし,同ヨー制御装置は風車の故障の主たる原因の一つであることが分かっている。特に,浮体式洋上風車(FOWTs)の場合には,ヨー制御装置が故障するとその高さと波浪のために海上で修理することは全く困難になる。また,その故障が重大であれば風車をドックまで曳航する必要が有り,保守コストの増加となる。この問題の解決策の一つとして,一点係留(SPM)システムを提示した。SPMシステムに係留したFOWTsは係留点周りに回転可能で,ヨー制御装置無しで風の方向に追従する。本研究では,SPMシステム‘Optiflow’に係留された新型FOWTsの風追従性能を検討した。初めに,海上技術安全研究所で1/60縮尺Optiflow模型の風追従試験を実施した。次に,時系列シミュレーションを行った。最後に,実験結果とシミュレーション結果を比較した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 風力発電 ,  *風車 ,  性能 ,  *風向 ,  *偏揺れ ,  *係留 ,  水槽試験 ,  模型試験 ,  シミュレーション ,  風荷重 ,  潮流 ,  波浪荷重 ,  軸受 ,  慣性モーメント
準シソーラス用語： タレット ,  減衰力 ,  *追従性能 ,  *浮体式洋上風力発電

分類 (3件)： 海洋施設  (RC14020A) ,  風力発電  (NB03120Q) ,  送風機,圧縮機,風車  (QD03000U)

引用文献 (4件)：

• Yasunori Nihei, Yusuke Matsuda, Shinichi Kitamura, Kazuhito Takaiwa, Nobuhiro Kanda(2017) : Research and development about the mechanisms of a single point mooring system for offshore wind turbines, Ocean Engineering, Volume 147, pp431-446, 2018.
• 村井基彦, 二瓶泰範, 松浦みどり: 一点係留型浮体式風車の風向追従に関する実験的研究, JASNAOE 春季講演会 (2014).
• Peter Tavner: How monitoring improves reliability & availability of offshore wind turbines & Cost of Energy
• 橋本和樹, Srinivasamurthy S. 二瓶泰範: 一点係留された浮体式洋上風車の風・潮流共存場における回頭時の水荷重に関する研究う, JASNAOE 秋季講演会 (2019).

タイトルに関連する用語 (8件)： 係留 ,  形式 ,  浮体 ,  洋上 ,  風車 ,  風 ,  追従性 ,  研究