文献

J-GLOBAL ID：202002216820086637   整理番号：20A1742913

陸面モデリングを用いた草原の蒸散と蒸発【JST・京大機械翻訳】

Transpiration and evaporation of grassland using land surface modelling

著者 (7件)： Ma Wenchao (Center for Research in Isotopes and Environmental Dynamics (CRiED), University of Tsukuban, Tsukuba, Japan) ,  Ma Wenchao (Institute of Industrial Science, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Wei Zhongwang (School of Forestry and Environmental Studies, Yale University, New Haven, Connecticut, USA) ,  Wei Zhongwang (River and Environmental Engineering Lab, Department of Civil Engineering, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Wang Pei (State Key Laboratory of Earth Surface Processes and Resource Ecology, Faculty of Geographical Science, Beijing Normal University, Beijing, China) ,  Asanuma Jun (Center for Research in Isotopes and Environmental Dynamics (CRiED), University of Tsukuban, Tsukuba, Japan) ,  Asanuma Jun (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Japan)
資料名： Hydrological Processes  (Hydrological Processes)
巻： 34  号： 17  ページ： 3656-3668  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0474A  ISSN： 0885-6087  CODEN： HYPRE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蒸発散(ET)からの蒸散(T)の分配は,地表面と大気の間の相互作用を理解するための鍵となるプロセスである。本論文は,コミュニティランドモデル3.5(CLM3.5)地表面モデルを用いて得た10年間にわたる草原の毎日の分割結果を報告する。時間強制データは,日本(http://doi.org/10.24575/0001.198108)の北東に位置する長期観測システムから収集した。モデル挙動を試験するために,全ETをエネルギー収支法と組み合わせた渦相関測定を用いて検証した。結果を分割のための同位体アプローチを用いた以前の研究と比較した。結果は,著者らのモデルがこの位置でETとその成分の動力学を捉えることができることを証明した。地上とキャノピーに由来する蒸発(E)は,年々,2006年から2015年まで変化し,平均年間Eは,地上から約285mm/年,樹冠から45mm/年であった。平均,Tはおよそ302mm/年であり,総ETの約48%を占めた。年間結果は,植生によって輸送された水フラックスが4月~10月の期間に17~83%の範囲であることを示した。強制データで行った感度試験は,空気温度,入射日射,および長波放射がすべてのET成分に顕著な影響を示したことを示した。相対湿度は,他の強制パラメータとは対照的に,蒸発と蒸散の両方に対して負のフィードバックを示した。本研究は,ETからTを分割し,地表面と大気の間の複雑な相互作用を理解することでCLM3.5の有効性を再強調した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エネルギー収支 ,  *蒸発 ,  相互作用 ,  同位体 ,  気温 ,  相対湿度 ,  蒸発散 ,  日射 ,  *蒸散 ,  *草原 ,  負帰還 ,  樹冠 ,  *陸面 ,  長期観測
準シソーラス用語： 渦相関法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： CLM ,  蒸発 ,  蒸発散 ,  草原 ,  日本 ,  落葉落枝 ,  分割比

分類 (2件)： プラネタリー境界層  (DC05100B) ,  水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 陸面 ,  モデリング ,  草原 ,  蒸散 ,  蒸発