文献

J-GLOBAL ID：202002217446271457   整理番号：20A0289800

異なる反応における効率的で選択的なチトクロームP450モノオキシゲナーゼ触媒作用の必要性の研究【JST・京大機械翻訳】

Investigation of the requirements for efficient and selective cytochrome P450 monooxygenase catalysis across different reactions

著者 (6件)： Podgorski Matthew N. (Department of Chemistry, University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Coleman Tom (Department of Chemistry, University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Chao Rebecca R. (Department of Chemistry, University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia) ,  De Voss James J. (School of Chemistry and Molecular Bioscience, University of Queensland, St Lucia, Qld 4072, Australia) ,  Bruning John B. (School of Biological Sciences, University of Adelaide, SA 5005, Australia) ,  Bell Stephen G. (Department of Chemistry, University of Adelaide, Adelaide, SA 5005, Australia)
資料名： Journal of Inorganic Biochemistry  (Journal of Inorganic Biochemistry)
巻： 203  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0908A  ISSN： 0162-0134  CODEN： JIBID  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Rhodopseudomonas palustris HaA2由来チトクロームP450メタロ酵素(CYP)CYP199A4は,パラ置換安息香酸の高効率酸化を触媒する。ここでは,CYP199A4の結晶構造,および異なるメタ置換安息香酸による結合およびターンオーバーパラメータを決定し,どの基準が効率的な触媒作用に重要であるかを確立した。パラ異性体と比較すると,メタ置換安息香酸は効率的に酸化されなかった。例えば,3-ホルミル安息香酸は等価パラ異性体より低い活性で酸化され,3-メトキシ安息香酸はCYP199A4によるO-脱メチル化を受けなかった。構造データは,メタ置換安息香酸がヘム部分の遠位水配位子の不完全な損失を伴う修飾位置の酵素活性部位に結合することを強調した。しかし,異性体の両セットに対して,メタまたはパラ置換基は,ヘム鉄に対して,近い近接性を示した。3-メトキシ安息香酸による酸化活性の欠如は,この分子のCH結合がヘム鉄から離れているという観察に帰属した。対照的に,パラ異性体では,それらは抽象化のための理想的な位置にある。これらの知見は,水配位子を除去し,メタ置換基を再配向させる基質としてバルキー3-エトキシ安息香酸を用いることにより確認され,メチレン水素がヘムに向かって指摘され,より効率的な酸化を可能にした。全体として,活性部位における基質構造及び位置の比較的小さな変化が活性に劇的な影響を及ぼすことを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ターンオーバー ,  メチレン基 ,  C-H結合 ,  酸化 ,  脱メチル ,  基質 ,  再配向 ,  酵素活性度 ,  水素 ,  結晶構造 ,  異性体 ,  *触媒 ,  活性部位 ,  *モノオキシゲナーゼ ,  水素結合

著者キーワード (6件)： 金属酵素 ,  C-H結合の抽象化 ,  X線結晶構造 ,  ヘムモノオキシゲナーゼ ,  酵素触媒作用 ,  分子ドッキング

分類 (3件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (3件)： チトクロームP450モノオキシゲナーゼ ,  触媒作用 ,  研究