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J-GLOBAL ID：202002217608565654   整理番号：20A0600694

勾配流法を用いたNf=2+1 QCDのエネルギー運動量テンソルの研究

著者 (1件)： 谷口裕介 (筑波大 計算科学研究セ)
資料名： 大阪大学サイバーメディアHPCジャーナル  (サイバーメディアHPCジャーナル)
号： 9  ページ： 45-48  発行年： 2019年12月 
JST資料番号： L5642B  ISSN： 2186-473X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・非摂動論的なくりこみの問題を勾配流法を用いることで根本的に解決。
・勾配流法とは,理論に現れる全ての場に拡散方程式に従う仮想的な時間発展を課すことで場の量子ゆらぎを弱める手法。
・くりこみにおける優位性を生かして,クォークを含むQCDのエネルギー運藤量テンソルの相関関数を計算し,QGPの粘性係数を導出することが最終目標。
・物理的なクォーク質量において,温度T=137,122MeVのゲージ配位生成を行い,カイラル相転移について暫定的な結果を取得。

シソーラス用語： *クォークグルオンプラズマ ,  *量子色力学 ,  *エネルギー運動量テンソル ,  重イオン衝突 ,  くりこみ群 ,  粘度 ,  相関関数 ,  量子ゆらぎ ,  拡散方程式
準シソーラス用語： *勾配流法 ,  粘性係数 ,  数値シミュレーション ,  クォーク質量 ,  カイラル相転移

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 勾配 ,  QCD ,  エネルギー運動量テンソル ,  研究