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J-GLOBAL ID：202002217653635645   整理番号：20A1993146

鋼管に木とグラウトを充填した合成構造部材を用いた圧縮抵抗型ブレースの開発に関する予備的研究

著者 (4件)： 中原浩之 (長崎大 大学院工学研究科) ,  塚本涼太 (長崎大 大学院工学研究科) ,  陳逸鴻 (長崎大 大学院工学研究科) ,  坂井実佳子 (長崎大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.2155  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,コンクリート充填鋼管(CFT)部材を耐震補強に用いる研究を進めてきている。この補強法は,簡易施工が特徴であるが,高流動コンクリートが入手できない場合の対応や,補強材のさらなる軽量化の要請が出てきている。そこで,これらの問題点を解決するために,鋼管の中心に木材を配置し,その隙間にグラウトを充填する構造部材を考案した。本研究では,これの中心圧縮実験を実施してその最大耐力を単純累加耐力でおおよそ評価可能であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *木材 ,  *グラウト ,  挿入 ,  *鋼管構造 ,  *ブレース ,  圧縮部材 ,  短柱 ,  長柱 ,  圧縮試験 ,  充填材料 ,  圧縮強さ ,  耐荷力 ,  重合せ ,  近似式 ,  測定データ ,  予測誤差

分類 (1件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H)

引用文献 (9件)：

• Nishiyama, I. et. al. : Summary of Research on Concrete Filled Structural Steel Tube Column System Carried Out Under The US-JAPAN Cooperative Research Program on Composite and Hybrid Structures, BRI Research Paper No.147, Jan. 2002.
• 日本建築学会:コンクリート充填鋼管構造設計施工指針,2008
• 中原浩之,他:CFTブレースにより耐震補強を施した実在建物の静的水平加力実験,日本建築学会構造系論文集, Vol.78, No.688, pp.1131-1138, 2013.6
• Nakahara, H. and Ashida, Y. :Trial Construction for Seismic Retrofit by CFT Brace on an Isolated Island, Proceedings of the 8th International Structural Engineering and Construction Conference, pp.437-442, Nov. 2015.
• Nakahara, H. et al. :Low-Cost Method for Seismic Retrofitting by CFT Braces, Proceedings of the 7th International Structural Engineering and Construction Conference, pp.873-878, June, 2013.

タイトルに関連する用語 (7件)： 鋼管 ,  木 ,  グラウト ,  構造部材 ,  ブレース ,  開発 ,  予備的研究