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J-GLOBAL ID:202002217823390211   整理番号:20A2285716

LbNR由来一酸化窒素はフラボノイド生合成経路を転写的に修飾することによりLycium果実着色を遅らせる【JST・京大機械翻訳】

LbNR-Derived Nitric Oxide Delays Lycium Fruit Coloration by Transcriptionally Modifying Flavonoid Biosynthetic Pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 11  ページ: 1215  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アントシアニン由来果肉果実色素沈着は,果実成熟および品質の根底にある調節ネットワークを研究するための優れたシステムとなっている。MYB-bHLH-WDR複合体によるアントシアニン生合成の転写制御は十分に確立されているが,環境または発生の手がかりがこれらの転写因子を調節する中間体シグナルは,あまり理解されていない。ここでは,Lycium果実成熟中の一酸化窒素(NO)産生がアントシアニンとの負の関係を示すことにより徐々に減少することを見出した。Lycium barbarum(LbNR)植物からの硝酸レダクターゼ(NR)遺伝子のクローニング後,LbNR由来NOはアントシアニン生合成を部分的に阻害したが,プロアントシアニジン(PA)蓄積を促進し,果実着色を遅らせた。NOドナー,ニトロプルシドナトリウム(SNP)の適用は同様の効果を生じた。内因性または外因性NOは調節遺伝子およびアントシアニン生合成に関連する構造遺伝子の両者の転写物をダウンレギュレートしたが,PA生合成に関連するこれらの遺伝子の両者をアップレギュレートした。Lycium果実成熟中のアントシアニンとPAの水準の間には有意な負の相関があり,NOはアントシアニンのde novo生合成を阻害するだけでなく,アントシアニンからPA生産へのフラボノイド生合成経路を再指示した。L.ruthenicum果実から,それぞれR2R3-MYBサブファミリー及び1R-MYBサブファミリーに属するアントシアニン特異的及びPA特異的2種類のLrMYB転写因子を同定した。さらに,NOはABAシグナル伝達の拮抗により作用し,植物ホルモンはLycium果実着色において正の役割を果たすことを示した。著者らの結果は,Lycium果実発育と成熟の間のNO-ABA-アントシアニン相互作用に関する特に新しい情報を提供し,それはアントシアニン生合成の発育キューと転写調節の間のギャップを埋めるかもしれない。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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