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J-GLOBAL ID：202002218023299558   整理番号：20A2750599

東サハリン海流と海氷融解水が沿岸親潮水と南部オホーツク海の栄養塩と鉄の分布に与える影響に関する研究

著者 (11件)： 渡邊裕 (北大) ,  渡邊裕 (北大 低温科研) ,  三浦大輝 (北大) ,  三浦大輝 (北大 低温科研) ,  西岡純 (北大 低温科研) ,  豊田威信 (北大 低温科研) ,  村山愛子 (北大 低温科研) ,  黒田寛 (水産機構 資源研) ,  谷内由貴子 (水産機構 資源研) ,  中野渡拓也 (水産機構 資源研) ,  葛西広海 (水産機構 資源研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2020  号： 秋季  ページ： ROMBUNNO.20F-02-8 (WEB ONLY)  発行年： 2020年11月17日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沿岸親潮水は冬季から春季に太平洋道東沖陸棚域に分布する水塊で,海氷融解水と東サハリン海流(ESC)が起源として考えられているが,いまだ議論が続いている。本研究では冬季の北太平洋親潮域と南部オホーツク海で海洋調査を行い,沿岸親潮水の起源と,その起源となる水による栄養塩と鉄の分布への影響について解析した。その結果,水温と塩分より道東沖親潮域に沿岸親潮水が確認できた。また,塩分-水の酸素同位体比プロットの関係式から,冬季の南部オホーツク海および沿岸親潮水に混合している淡水は,アムール河川水の影響が強いESC水起源であることが示唆された。沿岸親潮水の栄養塩濃度はオホーツク海と同程度だった。(著者抄録)

シソーラス用語： オホーツク海 ,  *栄養塩類 ,  *鉄 ,  海流 ,  海氷 ,  *水塊 ,  海水温 ,  塩分 ,  酸素18 ,  河川 ,  河川水 ,  *海水
準シソーラス用語： 東サハリン海流 ,  親潮 ,  *親潮水 ,  アムール川

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (11件)： サハリン ,  海流 ,  海氷 ,  融解水 ,  沿岸 ,  親 ,  オホーツク海 ,  栄養塩 ,  鉄 ,  分布 ,  研究