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J-GLOBAL ID：202002218162427012   整理番号：20A1335568

2015年蔵王山膨張イベントの変動源

著者 (5件)： 三浦哲 (東北大 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測セ) ,  山本希 (東北大 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測セ) ,  太田雄策 (東北大 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測セ) ,  市來雅啓 (東北大 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測セ) ,  出町知嗣 (東北大 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測セ)
資料名： 東濃地震科学研究所報告  (Report of Tono Research Institute of Earthquake Science)
号： 44  ページ： 7-13  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： L5726A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・GNSSおよびInSAR観測結果から,蔵王山において2015年1~6月に山頂を中心とする山体膨張を検出。
・マルコフ連鎖モンテカルロ法を用いて圧力源モデルを適用し,点圧力源の位置と体積変化量を推定。
・球状圧力源モデルを用いた場合,パラメータ間のトレードオフによって不確定性が生じたが,圧力源の半径を数百mと推定。
・モデル計算において地形補正を加えることにより,より精度の高い圧力源位置を獲得。

シソーラス用語： *火山 ,  膨張 ,  衛星航法 ,  合成開口レーダ ,  モンテカルロ法 ,  *加圧装置 ,  *発生 ,  パラメータ ,  補正 ,  モデリング ,  マグマ溜り ,  GNSS ,  *圧力源 ,  *蔵王火山
準シソーラス用語： *蔵王山 ,  InSAR ,  Markov連鎖モンテカルロ法

分類 (1件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

引用文献 (11件)：

• Bagnardi, M., and Hooper, A. (2018). Inversion of surface deformation data for rapid estimates of source parameters and uncertainties: A Bayesian approach. Geochemistry, Geophysics, Geosystems, 19, 2194-2211. https://doi.org/10.1029/2018GC007585.
• Ban, M., Y. Takebe, T. Adachi, R. Matsui and Y. Nishi (2016). Eruption Histories of Zao and Azuma Volcanoes and Their Magma Feeding Systems for Recent Activities, Bull. Earthq. Res. Inst. Univ. Tokyo, 91, 25-39.
• 長 秋雄,国松 直,金川 忠,藤井真希,横山幸也,小川浩司,田仲正弘(2009).我が国における地下岩盤内の初期地圧状態-応力解放法による実測データに基づく-,地質調査研究報告,60,413-447.
• Fialko, Y., Khazan, Y., & Simons, M. (2001). Deformation due to a pressurized horizontal circular crack in an elastic half-space, with applications to volcano geodesy. Geophysical Journal International,146(1), 181-190.
• 気象庁(2018).第141回火山噴火予知連絡会資料(その6の2)東北地方, https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/CCPVE/shiryo/141/141_06-2.pdf, pp.95.

タイトルに関連する用語 (3件)： 蔵王山 ,  膨張 ,  イベント