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J-GLOBAL ID：202002218451326762   整理番号：20A1332949

150°C以下でNH₃-SCR活性を示すバルク酸化バナジウム触媒

著者 (10件)： 猪股雄介 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 金の化学研究セ) ,  秦慎一 (山陽小野田市山口東京理大 工) ,  清永英嗣 (エネルギア総合研究所中国電力) ,  盛田啓一郎 (エネルギア総合研究所中国電力) ,  吉田和広 (エネルギア総合研究所中国電力) ,  窪田博愛 (北大 触媒科研) ,  鳥屋尾隆 (北大 触媒科研) ,  清水研一 (北大 触媒科研) ,  春田正毅 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 金の化学研究セ) ,  村山徹 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 金の化学研究セ)
資料名： 触媒討論会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 125th  ページ： ROMBUNNO.1A05  発行年： 2020年03月10日 
JST資料番号： F1143B  ISSN： 2187-5928  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石炭火力発電所などにおける工業用ボイラーでの燃焼活動によって生成する窒素酸化物(NOx)はアンモニアを還元剤とした選択的触媒還元(NH₃-SCR)により除去されるが,低温で活性を示す実用触媒の開発が課題となっている.本研究では,V(IV)を欠陥部位として導入したバルク酸化バナジウム触媒が150°C程度の低温でもNH₃-SCRを進行させることを明らかにした.V(IV)を導入したバルク酸化バナジウム触媒は従来のチタニア担持酸化バナジウム触媒と比較し,表面バナジウム原子当たり10-14倍大きい反応速度を示した.また反応機構解析により,本触媒はV(IV)の導入に由来したルイス酸機構で反応が進行していることが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： *アンモニア ,  *接触還元 ,  酸化バナジウム ,  *バナジウム触媒 ,  選択性 ,  酸化窒素 ,  反応速度 ,  反応機構 ,  Lewis酸触媒 ,  酸化還元反応 ,  点欠陥 ,  触媒調製 ,  担持触媒 ,  酸化チタン ,  赤外スペクトル ,  質量スペクトル ,  スペクトル線帰属 ,  Ramanスペクトル ,  示差熱分析 ,  熱重量分析 ,  結晶化 ,  可視スペクトル ,  紫外スペクトル ,  近赤外スペクトル ,  エネルギー ,  伸縮振動【分子】 ,  温度依存性 ,  触媒劣化 ,  耐久性 ,  Arrheniusの式 ,  活性化エネルギー ,  反応次数 ,  低温反応 ,  酸素欠陥 ,  TG-DTA ,  紫外可視スペクトル ,  バンドギャップエネルギー ,  SCR【触媒】 ,  焼結時間
準シソーラス用語： 選択的触媒還元 ,  窒素酸化物 ,  焼成時間 ,  律速段階

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  窒素とその化合物  (YB02050S)

タイトルに関連する用語 (6件)： NH3 ,  SCR ,  活性 ,  バルク ,  酸化 ,  バナジウム触媒