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J-GLOBAL ID:202002219036650393   整理番号:20A0608834

金属-酸素錯体の金属イオン結合電子移動反応【JST・京大機械翻訳】

Metal ion-coupled electron-transfer reactions of metal-oxygen complexes
著者 (7件):
資料名:
巻: 410  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0831A  ISSN: 0010-8545  CODEN: CCHRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Lewis酸として作用する酸化還元不活性および活性金属イオンは,酸素発生錯体におけるマンガン(V)-オキソ中間体のような金属-酸素錯体および金属酵素の酸化還元反応性の調節における必須補因子であり,Mn_4CaO_5クラスタ中のCa2+は,光化学系IIにおける触媒水酸化に不可欠である。また,亜鉛イオンはCu-Znスーパーオキシドジスムターゼ(Cu,Zn-SOD)の必須補因子で,O2-とZn2+の結合はO2-の電子移動還元を促進するが,イミダゾール酸塩によるCu2+で架橋されたZn2+イオンはO2-の電子移動酸化を加速する。本レビューでは,金属-オキソ,金属-ペルオキソおよび金属-ペルオキソ錯体のような金属-酸素中間体の電子移動および酸化還元反応性に及ぼすLewis酸として作用する酸化還元不活性および活性金属イオンの影響に焦点を当てた。金属イオンの電子受容体への結合により増強された電子ドナーからアクセプタへのこのような電子移動反応は,金属イオン結合電子移動(MCET)と呼ばれる。Lewis酸金属イオンは,これらの金属-酸素種のMCET反応性を強化するために,金属-オキソ,金属-ペルオキソおよび金属-ペルオキソ錯体に結合することができた。酸化還元不活性反磁性金属イオンのLewis酸性度の定量的測定を,O_2-金属イオン錯体のEPRスペクトルのg_zz値から得た。一方,Fe3+とCo2+のような常磁性酸化還元活性金属イオンのLewis酸性度の定量的測度を,10-メチルアクリドン-金属イオン錯体の発光最大値から提供した。FeIV-オキソ,MnIV-オキソ,FeIII-ペルオキソ,およびCrIII-ペルオキソ錯体のMCET反応性はLewis酸によって強化され,金属イオンによる速度定数の増強の対数はO_2-金属イオン錯体のEPRスペクトルのg_zz値と金属イオン-10-メチルアクリドン錯体の発光極大値から得られた金属イオンのLewis酸性度の定量的測度と直線的に相関した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遷移金属錯体一般  ,  分子の電子構造 
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