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J-GLOBAL ID:202002219405190879   整理番号:20A1551890

日本の山形県における長期のイネ実験中の稲藁と稲藁堆肥の施用により影響を受けた水抽出性有機炭素の安定炭素同位体比

Stable carbon isotope ratios of water-extractable organic carbon affected by application of rice straw and rice straw compost during a long-term rice experiment in Yamagata, Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 125-132  発行年: 2020年02月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抄録:熱水および水抽出性有機物を,日本の山形県における長期のイネ実験の開始31年後の水田から採取した土壌サンプルから得た。特に,熱水抽出性有機炭素と窒素(HWEOCとHWEON)は80°Cで16時間抽出して,水抽出性有機炭素と窒素(WEOCとWEON)は室温で抽出して得た。無機肥料単独または無機肥料+有機物で処理した5つのプロット,すなわちPK,NPK,NPK+稲藁(RS),NPK+稲藁堆肥(CM1)およびNPK+高容量の稲藁堆肥(CM3)の表面(0~15cm)と表面下層(15~25cm)から土壌試料を採取した。土壌/水比は両方の抽出温度で1:10であった。バルク土壌の有機炭素と全窒素含有量は抽出温度に関係なく抽出性有機炭素と窒素含有量と高度に相関し,抽出性有機炭素と窒素含有量はPKとNPKプロットより無機肥料+有機物で処理したプロットでより高かった。HWEOCとWEOCのδ<sup>13</sup>C値は-28.2%から-26.4%の範囲であり,施用した稲藁と稲藁堆肥の値と同様であった。HWEOCまたはWEOCのδ<sup>13</sup>C値とHWEOCまたはWEOCの量との間に相関はなかった。バルク土壌のδ<sup>13</sup>C値は-25.7%から-23.2%の範囲であり,PKとNPKプロットよりRSとCMプロットで低かった。これらの結果は,HWEOCとWEOCが,在来の土壌有機物からよりもむしろ主にイネ植物と施用した土壌有機物由来であることを示した。HWEOCとHWEONの量および利用可能な窒素量の間の有意な正の相関(P<0.001)は,抽出性有機物がこの長期実験での土壌肥沃度の指標として使用できることを意味する。施用した有機物は在来の土壌有機物よりも急速に分解し,WEOCのδ<sup>13</sup>C値と量に影響すると結論づけた。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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土壌化学  ,  施肥法・肥効  ,  稲作 

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