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J-GLOBAL ID:202002219755041574   整理番号:20A0450838

タダラフィルの母体投与は胎児心不全のHey2ノックアウトマウスモデルにおける胎児心室収縮機能を改善する【JST・京大機械翻訳】

Maternal administration of tadalafil improves fetal ventricular systolic function in a Hey2 knockout mouse model of fetal heart failure
著者 (11件):
資料名:
巻: 302  ページ: 110-116  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1233A  ISSN: 0167-5273  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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子宮内の心不全(HF)に対する経胎盤的治療は確立されておらず,胎児HFの動物モデルや実験システムは確立されていない。本研究は,胎児HFのマウスモデルにおける胎児の心血管機能と子宮胎盤循環に及ぼす母体のタダラフィル投与の影響を調査することを目的とした。子宮内の超高周波超音波イメージングシステムを最初に使用し,Hey2-/-胚は,妊娠が進行するにつれて,右心室低形成と著しい左室(LV)拡張を悪化させることを示した。両心室において,部分短縮(FS)とE/A比は野生型胚よりHey2-/-胚において有意に低く,胚が胎児HFのマウスモデルとして使用できることを示した。続いて,Hey2-/-胚における胎児胎盤循環に対するタダラフィル処理(それぞれ0.04または0.08mg/ml;T0.04またはt0.08群)の効果を評価した。LV FSは,対照よりT0.04群で有意に高かった(P<0.01)が,LV拡張,僧帽弁E/A比,および臍動脈抵抗指数は,すべての群間で有意差がなかった。LV圧縮層の薄さはT0.04と賦形剤処理Hey2-/-胚の間で異ならなかった。Hey2-/-胚において,左室の著しい拡張と減少したFSを含む表現型を同定し,胎児HFのマウスモデルとしてこれらの胚を示唆した。加えて,タダラフィルの母体投与は,Hey2-/-胚においてLV形態異常を変化させることなくLV収縮機能を改善した。著者らの知見は,タダラフィルが胎児の心室収縮機能障害を治療するための潜在的な薬剤であることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患  ,  循環系疾患の治療一般 

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