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J-GLOBAL ID：202002220480032299   整理番号：20A2051550

グローバル発光油膜画像解析に基づく非定常表面摩擦場の推定

Unsteady skin-friction field estimation based on global luminescent oil-film image analysis

著者 (5件)： Lee Taekjin (Department of Aerospace Engineering, Tohoku University, Sendai, Miyagi, Japan) ,  Lee Chungil (Department of Aerospace Engineering, Tohoku University, Sendai, Miyagi, Japan) ,  Nonomura Taku (Department of Aerospace Engineering, Tohoku University, Sendai, Miyagi, Japan) ,  Nonomura Taku (PRESTO, JST, Sendai, Japan) ,  Asai Keisuke (Department of Aerospace Engineering, Tohoku University, Sendai, Miyagi, Japan)
資料名： Journal of Visualization  (Journal of Visualization)
巻： 23  号： 5  ページ： 763-772  発行年： 2020年10月 
JST資料番号： W2287A  ISSN： 1343-8875  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非定常流れ場における非定常表面摩擦場を推定するためのグローバル発光油膜(GLOF)画像解析手法を提案し,実証した。非定常油膜画像には,油膜のダイナミクスを記述する支配方程式(薄い油膜方程式)を採用した。油膜運動の周波数応答を解析し,油膜厚さと動粘度の関数としてカットオフ周波数を定義した。推定した表面摩擦ベクトルは,時空間加重窓とともに定義し,薄い油膜方程式の過剰決定システムを解くことによって得た。この系は,重み付き線形最小二乗法を用いて解くことができ,時間分解された表面摩擦場を推定することができた。時間分解GLOF画像解析手法は,角柱のある平面上での接合流の実験で実証した。平板面に拘束されているKarman渦のシェッド内のGLOF画像を取得し,時間分解表面摩擦場を求めた。その結果,表面摩擦ベクトルの揺らぎが脱落周波数に対応しており,表面に拘束された渦を抽出することができた。得られた平均摩擦係数を時間非依存モデルに基づく先行研究の結果と比較した。両方法の正規化された摩擦摩擦は良好な一致を示し,今後の研究で校正工程を伴う場合に定量的な値が得られることを示している。Copyright The Visualization Society of Japan 2020 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *画像分析 ,  渦 ,  *非定常流 ,  周波数応答 ,  摩擦係数 ,  粘度 ,  油膜法 ,  周面摩擦 ,  方程式 ,  膜
準シソーラス用語： Karman渦 ,  運動摩擦係数 ,  *画像解析 ,  画像解析ソフト ,  動粘度 ,  発光油膜画像解析法 ,  *非定常流れ ,  表面摩擦 ,  油膜 ,  油膜方程式

著者キーワード (6件)： 皮膚摩擦 ,  壁せん断応力 ,  画像ベース測定 ,  油膜 ,  非定常流 ,  Karman渦放出

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C)

タイトルに関連する用語 (6件)： グローバル ,  油膜 ,  画像解析 ,  非定常 ,  表面摩擦 ,  推定