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J-GLOBAL ID：202002220626278515   整理番号：20A2193240

日本,福島における3樹種の苗木の現在のシュートにおける放射性セシウムとカリウム濃度の季節的変化【JST・京大機械翻訳】

Seasonal changes in radiocesium and potassium concentrations in current-year shoots of saplings of three tree species in Fukushima, Japan

著者 (6件)： Kenzo Tanaka (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, Ibaraki, 305-8687, Japan) ,  Saito Satoshi (Kansai Research Center, Forestry and Forest Products Research Institute, Kyoto, 612-0855, Japan) ,  Miura Satoru (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, Ibaraki, 305-8687, Japan) ,  Kajimoto Takuya (Tohoku Research Center, Forestry and Forest Products Research Institute, Morioka, 020-0123, Japan) ,  Kobayashi Natsuko I. (Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Tokyo, 113-0032, Japan) ,  Tanoi Keitaro (Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo, Tokyo, 113-0032, Japan)
資料名： Journal of Environmental Radioactivity  (Journal of Environmental Radioactivity)
巻： 223-224  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0031B  ISSN： 0265-931X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の福島において,Pinus densiflora(自然再生苗木),Cryptomeria japonica(植栽苗木)およびQuercus serrata(植物苗木および雑木シュート)の現在年葉および枝における放射性セシウム(137Cs)活性およびカリウム濃度における季節的変動を研究した。著者らは,2016年6月~2017年12月に,1~4か月間隔で2つの成長季節にわたって各種の10個体から現在の年シュートを集めた。落葉種Q.serrataでは,137Csの再吸収を調べるために,12月に枝に付着した死葉も収集した。すべての収集したシュートを,葉と枝,オーブン乾燥,および地上に分割した。各試料の乾燥重量を記録した。137Cs放射能濃度をゲルマニウム半導体検出器を用いて測定した。カリウム濃度を誘導結合プラズマ発光分光法(ICP-OES)を用いて定量化した。5月/6月と8月の間の葉と枝において,乾燥重量の増加が観察された。成長は10月後にかなり遅く,実質的に停止した。137Cs放射能濃度の明白な季節的変動が,樹木種に関係なく,2016年と2017年に観察された。濃度は5月と6月の間,若い葉と枝でより高く,次に減少し,8月から冬に比較的少し変化した。Q.serrataの死葉における137Cs放射能濃度の減少は2017年12月にのみ観察された(約15%低い)。この減少は,放出前の葉における137Csの再吸収を示す。カリウム濃度の変化は,両年の137Csのそれらと類似していた。カリウム濃度は,若い葉で,成熟葉と後期に採取した枝試料より高かった。Q.serrataの死葉におけるカリウム濃度の約50%の削減も12月に観察された。葉と枝における137Csとカリウム濃度の間の正の相関を,植えたQ.serrataを除くすべての種で観察した。この関係は,137Csがカリウムで樹木シュートに移動することを示した。葉と枝の重量は137Csとカリウム濃度と負に相関した。減少した濃度は,バイオマスの結果としてのこれらの元素の希釈を,成長季節にわたって増加することを示す。著者らの結果は,種に関係なく,137Csが希釈から生じる季節的変動を示すことを意味する。これらの変化はカリウムの傾向に対応し,若い器官で高レベルで,高齢器官でレベルが低下した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *カリウム ,  死 ,  季節的変動 ,  Ge半導体検出器 ,  落葉 ,  バイオマス ,  乾物量 ,  *苗木 ,  福島県 ,  誘導結合プラズマ ,  発光分光法 ,  樹種 ,  放射能濃度 ,  自然再生 ,  スギ属 ,  *幼植物 ,  プラズマ
準シソーラス用語： Cryptomeria , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Cryptomeria japonica ,  137Cs ,  K ,  Pinus densiflora ,  コナラ ,  根の取り込み

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 日本 ,  福島 ,  樹種 ,  苗木 ,  シュート ,  放射性セシウム ,  カリウム ,  季節的変化