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J-GLOBAL ID：202002220676502062   整理番号：20A1985518

低(脱)炭素・資源循環型社会の構築に向けた建設材料およびコンクリート技術の開発

Research on Construction Materials and Concrete Technologies for Establishing Carbon-Free and Resource Recycling Society

著者 (1件)： 新大軌 (島根大 学術研究院)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 27  号： 408  ページ： 269-274  発行年： 2020年09月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・21世紀は環境問題がセメント・コンクリートに要求される最大の課題であり,本稿では,現段階で低炭素・脱炭素を構築していく上で不可欠な材料科学的研究について,筆者らの取り組みを中心に紹介。
・生コン工場からのスラッジ水の有効利用については,凝結遅延剤であるグルコン酸ナトリウムのセメント中のエーライトへの吸着はLangmuir吸着であり,液相残存濃度制御でセメントの水和制御時間のコントロールが可能。
・ジオポリマをコンクリートで使用する場合,フライアッシュや高炉水砕スラグなどの産業副産物を大量に利用でき,また石灰石の焼成を行わないので二酸化炭素排出量の大幅削減が可能。

シソーラス用語： *コンクリート ,  二酸化炭素排出量 ,  材料科学 ,  スラッジ ,  凝結硬化調整剤 ,  吸着等温式 ,  フライアッシュ ,  高炉スラグ
準シソーラス用語： スラッジ水 ,  凝結遅延剤 ,  Langmuir吸着等温式 ,  ジオポリマ

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

物質索引 (1件)： グルコン酸ナトリウム

引用文献 (24件)：

• セメント新聞,セメント協会 脱炭素社会へ長期ビジョン 目指すべき方向性示す,2020年4月6日,p.1.
• D.Atarashi, E.Sakai, J.Soc.Inorg.Mater.,Japan,20,166-171(2013).
• 一般社団法人セメント協会編,セメントハンドブック2019年度版(2019)p.6.
• 矢島典明,コンクリート工学,52,No.5,393-398(2014).
• セメント協会HP, http://www.jcassoc.or.jp/seisankankyo/seisan01/seisan01a.html(2020.06.15).

タイトルに関連する用語 (8件)： 脱 ,  炭素 ,  資源 ,  循環型社会 ,  構築 ,  建設材料 ,  コンクリート ,  開発