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J-GLOBAL ID：202002220685566441   整理番号：20A0378466

Turkevichプロトコルにおける金塩の還元の機構的洞察【JST・京大機械翻訳】

Mechanistic insights of the reduction of gold salts in the Turkevich protocol

著者 (2件)： Gao Yunhu (Department of Chemical Engineering and Biotechnology, University of Cambridge, Cambridge, CB3 0AS, UK. [e-mail]) ,  Torrente-Murciano Laura
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 12  号： 4  ページ： 2740-2751  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,Turkevichプロトコルの機構の基本的理解を提示し,還元剤としてクエン酸ナトリウムを用いた金ナノ粒子の合成のための標準と技術の国立研究所によって推奨された方法である。ここでは,Turkevich機構は還元よりもむしろ2つの連続的還元段階(Au3+→Au0)からなり,従来信じられていたように不均化反応が続くことを明らかにした。この新しい理解は,以前に仮定された第一還元段階よりもむしろ第二還元段階(Au+→Au~0)が律速段階であり,クエン酸塩の酸化による中間生成物としてのアセトンジカルボン酸塩(DC2-)の生成が安定剤として重要な役割を持ち,還元剤(クエン酸ナトリウムより強い)である。この知識は,5.2±1.7nmから21.4±3.4nmの範囲のサイズを持つ単分散金ナノ粒子の合成を可能にし,以前にTurkevich経路を通して報告されたよりも低い末端をもつ。本研究は,他の貴金属に直接適用できる還元剤としてDC2を用いたナノ粒子の制御可能な合成のための基本的な指針を提供する。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ナトリウム ,  *金 ,  ナノ粒子 ,  不均化 ,  安定剤 ,  還元剤 ,  貴金属 ,  律速 ,  反応中間体 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： 単分散 ,  金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  医用素材  (GA05040H) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

物質索引 (1件)： クエン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： プロトコル ,  金 ,  塩 ,  還元 ,  洞察