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J-GLOBAL ID：202002220794582440   整理番号：20A1609685

エッジ方向の共起性による自然物画像と人工物画像の識別

Image Classification Based on Co-occurrence of Edge Direction

著者 (2件)： 木下浩二 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  一色正晴 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 画像電子学会研究会講演予稿(Web)  (画像電子学会研究会予稿(Web))
巻： 280th  ページ： 86-89(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0448A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般に,自然物画像は様々な方向のエッジを多く含み,人工物画像は特定の方向のエッジを多く含む.この特徴に着目して,エッジ方向のヒストグラムを算出し,そのスペクトルを特徴とした画像識別法が提案されている.しかし,円形の人工物では,大局的にはあらゆる方向のエッジを含むために,自然物画像と誤識別する傾向にあった.本論文では,円形の人工物にも対応できる新たな特徴量を提案する.円形の人工物は,局所的に見ると注目画素と近傍画素でのエッジ方向に関連性が見られることから,エッジ方向の共起ヒストグラムを算出し,そのスペクトルを特徴とする.また,非線形SVMを用いた識別器を採用する.各クラス600枚ずつ,計1,200枚の画像を収集して実験を行った.各クラス500枚の画像で識別器を学習して,残り100枚ずつの画像で識別性能を評価する実験を行った結果,共起性に基づく方法は良好な識別性能を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： エッジ検出 ,  性質 ,  天然材料 ,  物 ,  *物体認識 ,  画像処理 ,  特徴抽出 ,  サポートベクトルマシン ,  機械学習 ,  ヒストグラム ,  スペクトル解析 ,  教師つき学習 ,  空間フィルタ
準シソーラス用語： 共起性 ,  自然物 ,  人工物

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (5件)： エッジ ,  共起性 ,  自然物 ,  人工物 ,  識別