文献

J-GLOBAL ID：202002221058165999   整理番号：20A1478334

多時期Landsat-8 OLI観測画像を用いた竹林分布推定における機械学習手法の性能比較

Comparing the performance of machine learning methods for mapping bamboo grove using multi-temporal Landsat-8 OLI imagery

著者 (1件)： 島崎彦人 (木更津工高専)
資料名： 応用測量論文集  (JAST)
巻： 31  ページ： 111-122  発行年： 2020年07月10日 
JST資料番号： L2779C  ISSN： 2185-1867  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・竹林の維持管理は重要であり,竹林の分布状況を広域に把握し,体系的な管理計画を策定することが重要。
・竹林の分布状況を広域に把握する手段は,以下の3種類。
・(1)環境省の自然環境基礎調査や林野庁の森林生態系多様性基礎調査などの調査結果。
・(2)地形図や空中写真などの画像判読に基づく方法。
・(3)衛星観測画像の分類処理に基づく方法。
・本研究では,Landsat-8に搭載されたOLIによる多時期の分光観測画像と代表的な6種類の機械学習手法を用いて,竹林を分類クラスに含むLULC分類を実行。
・結果は,Random Forestで生成した予測モデルのkappa統計量が0.8を有意に上回り,最も高い分類性能を提示。

シソーラス用語： *森林 ,  *竹類 ,  装置 ,  リモートセンシング ,  *LANDSAT ,  推定 ,  *分布 ,  機械学習 ,  統計量 ,  予測モデル ,  *画像 ,  *観測 ,  スペクトロスコピー
準シソーラス用語： kappa統計量 ,  Landsat-8 ,  リモートセンシング機器 ,  Operational Land Imager ,  竹林 ,  分光観測画像 ,  分布推定

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  測樹学  (FF01040T)

引用文献 (46件)：

• 柴田昌三:モウソウチクと日本人,日本緑化工学会誌,28(3),pp406-411,2003.
• 鳥居厚志:周辺二次林に侵入拡大する存在としての竹林,日本緑化工学会誌,28(3),pp412-416,2003.
• 内村悦三:竹資源の植物誌,pp242,創森社,2012.
• 鈴木重雄:拡がるタケの生態特性とその有効利用への道-竹林は植物の多様性が低いのか?,森林科学,58,pp11-14,2010.
• 日浦啓全,有川崇,バハドゥール ドゥラドゥルガ:都市周辺山麓部の放置竹林の拡大にともなう土砂災害危険性,日本地すべり学会誌,41(4),pp323-334,2004.

タイトルに関連する用語 (8件)： 多時期 ,  LANDSAT ,  観測 ,  竹林 ,  分布推定 ,  機械学習 ,  手法 ,  性能比較