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J-GLOBAL ID：202002221524488892   整理番号：20A1721843

HSC広域調査による活動銀河核/発光銀河対周辺の環境の特性

Properties of the environment around active galactic nucleus / luminous galaxy pairs through the HSC wide survey

著者 (8件)： SHIRASAKI Yuji (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  SHIRASAKI Yuji (Graduate Univ. for Advanced Studies, Tokyo, JPN) ,  AKIYAMA Masayuki (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  TOBA Yoshiki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TOBA Yoshiki (Inst. of Astronomy and Astrophysics, Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  TOBA Yoshiki (Ehime Univ., Ehime, JPN) ,  HE Wanqiu (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  GOTO Tomotsugu (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 72  号： 4  ページ： 60.1-60.26  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活動銀河核(AGN)環境,特に発光銀河(LG)の会合が赤方偏移0.8~1.1のAGNから4Mpc以内に見出される環境の性質を調べた。比較のために,3つの付加的AGN環境(すなわち,すべてのタイプのAGN,X線および/または電波検出を備えたタイプ1のAGN,タイプ2のAGN)と青色M_*の環境,Schechter関数の特性光度,銀河を調査した。周囲銀河との相互相関関数を測定し,AGNと青色銀河サンプルを比較した。また,このようなターゲット天体周辺の銀河の色,絶対値および恒星質量の分布を比較した。測光赤方偏移に基づいて選択した周辺銀河を用いて検出したクラスタの性質を調べ,異なるサンプルと比較した。ターゲットAGNは百万クェーサ(MILLIQUAS)カタログから抽出され,青色銀河は6つの赤方偏移調査カタログ(SDSS,WiggleZ,DEEP2,VVDS,VIPERS,PRIMUS)から抽出された。ターゲット周辺の環境測定として使われる銀河を,Hyper Suprim-Cam Subaru StategicプログラムによりリリースされたS18a内部データから抽出した。考察した5つのAGNと青色銀河サンプルの間で,AGN-LG対の環境が発光銀河で最も豊かであることを見いだした。また,AGN-LG対サンプル中の質量選択クラスタの数が,他のサンプルの場合に対して増加していることを見出した。本研究で得られた結果は,複数のクラスタの存在がAGNとLGの会合における主な駆動因子であり,むしろAGNをホストする単一大質量暗黒物質ハローであることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *中心核 ,  発光 ,  *赤方偏移 ,  光度 ,  青 ,  銀河 ,  暗黒物質 ,  相互相関関数 ,  X線 ,  電波 ,  クェーサー
準シソーラス用語： ハロー ,  宇宙大規模構造 ,  *活動銀河核 ,  近傍銀河 ,  青色 ,  Quasars

分類 (1件)： 星雲  (DB06000W)

タイトルに関連する用語 (7件)： HSC ,  広域 ,  調査 ,  活動銀河核 ,  銀河 ,  周辺 ,  環境