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J-GLOBAL ID：202002222079943198   整理番号：20A1162347

安全・防災 ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制の範囲拡大

著者 (4件)： 藤原忠誠 (JR東日本研究開発セ 防災研) ,  鈴木博人 (JR東日本研究開発セ 防災研) ,  楠研一 (気象研) ,  猪上華子 (気象研)
資料名： JREA (Japan Railway Engineers’ Association)  (JREA (Japan Railway Engineers' Association))
巻： 63  号： 6  ページ： 44150-44154  発行年： 2020年06月01日 
JST資料番号： S0079A  ISSN： 0447-2322  CODEN： JRENA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・竜巻などの突風への対策としてドップラーレーダーを用いた列車運転規制方法を開発し,2017年12月から羽越本線と陸羽西線の一部において導入・使用を開始。
・この方法は,ドップラーレーダーで突風に伴う上空の渦を探知・追跡し,突風が進行すると予想される範囲に線路が含まれる場合に,その線路の区間に対して列車運転規制を発令するもの。
・今回,本手法をめぐり,「レーダーの観測高度」および「レーダーの遠距離での空間分解能と突風の探知性能」について検討し,その結果を踏まえて2019年11月に,列車運転規制区間をレーダーから半径60kmまでの範囲へと拡大。

シソーラス用語： 鉄道輸送 ,  列車運転 ,  *運行管理 ,  運転管理 ,  規制 ,  Dopplerレーダ ,  災害対策 ,  防災 ,  風害 ,  突風 ,  安全対策 ,  安全管理 ,  リスク管理 ,  事故防止
準シソーラス用語： *運転規制

分類 (2件)： 輸送と業務  (TC01030N) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (7件)：

• 鈴木博人,藤原忠誠,櫃間智紀,楠研一,猪上華子:ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制方法の開発と導入,JREA,Vol.61 No.6,pp.42281-42284,2018
• 航空・鉄道事故調査委員会:鉄道事故調査報告書「東日本旅客鉄道株式会社羽越線砂越駅~北余目駅間列車脱線事故」,98pp,2008
• 楠研一,今井俊昭,保野聡裕,鈴木博人,竹見哲也,別所康太郎,中里真久,益子渉,山内洋,林修吾,星野俊介,猪上華子,福原隆彰,荒木啓司,柴田徹,加藤亘,足立啓二:小型ドップラー気象レーダーによる鉄道安全運行のための突風探知システムの基礎的研究-最終年度を迎えて-,2009年度日本気象学会秋季大会,2009
• Kato et al.: Modification of misovortices during landfall in the Japan sea coastal region. Atoms. Res., 158-159, 13-23, 2015
• 下瀬健一,林修吾,益子渉,楠研一,別所康太郎,星野俊介,荒木啓司,猪上華子,中里真久,保野聡裕,今井俊昭,足立啓二,山内洋,竹見哲也:2008年12月11日庄内平野に突風をもたらした気象じょう乱-高解像度シミュレーション-,2010年度日本気象学会 春季大会,2010

タイトルに関連する用語 (6件)： 防災 ,  ドップラーレーダー ,  突風 ,  列車 ,  規制 ,  拡大