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J-GLOBAL ID：202002222483389951   整理番号：20A1550943

アコースティックエミッション測定を用いた炭素繊維強化プラスチックス接着継手の健全性評価手法の検討

Evaluation of Weak Bonds in the Interface of a Single Lap Joint for Carbon-Fiber Reinforced Plastic Adherends Using Acoustic Emission Measurement

著者 (3件)： 小林訓史 (首都大学東京 大学院システムデザイン研究科) ,  山田廣之 (首都大学東京 大学院理工学研究科) ,  長田稔子 (首都大学東京 大学院システムデザイン研究科)
資料名： 日本複合材料学会誌  (Journal of the Japan Society for Composite Materials)
巻： 46  号： 4  ページ： 137-142  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： S0977A  ISSN： 0385-2563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,アコースティックエミッション(AE)法を用いて,炭素繊維強化プラスチック(CFRP)シングルラップ継手の健全性を評価した。基材,表面粗さ,および汚染条件の異なるシングルラップ継手を作製した。これらの継手について,引張せん断接着強度試験下でAE測定を行い,接着状態を評価する可能性を調べた。一方向CFRPのせん断接着強さは,テキスタイルCFRPのそれより高かった。表面粗さは,強度を効果的に改善し,そして,汚染は,継手の先端で強度を低下させた。Kaiser効果が有効かどうかに焦点を当てて,AE測定結果はCFRP継手の健全性監視の可能性を提示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 計測 ,  アコースティックエミッション ,  *炭素繊維強化プラスチック ,  *接着継手 ,  *健全性 ,  *評価 ,  母材 ,  表面粗さ ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  汚染 ,  接着強さ ,  剪断試験 ,  複合材料 ,  織物
準シソーラス用語： Kaiser効果 ,  weak bond ,  シングルラップ継手 ,  一方向材 ,  *健全性評価

分類 (2件)： 機械加工,仕上げ一般  (YH04111G) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

引用文献 (9件)：

• 1) P.B. Nagy: J. Adhesion Sci. Technol., 5, 8 (1991), 619-630.
• 2) P.B. Nagy: J. Nondestructive Evaluation, 11, 314 (1992), 127-139.
• 3) D. Roach, K. Rackow & R. Cuvall: 10th Euro. Conf. on Non-Destruct. Testing (2010).
• 4) T. Kundu, A. Maji, T. Ghosh & K. Maslov: Ultrasonics, 35 (1998), 573-580.
• 5) T. Kundu & K. Maslov: Int. J. Solids Struct., 34, 29 (1997), 3885-3901.

タイトルに関連する用語 (5件)： アコースティックエミッション ,  炭素繊維強化プラスチックス ,  接着継手 ,  健全性評価 ,  手法