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J-GLOBAL ID：202002222767460175   整理番号：20A1721848

混合形態超新星残骸HB9からのX線放出

X-ray emission from the mixed-morphology supernova remnant HB 9

著者 (5件)： SAITO Mariko (Nara Women’s Univ., Nara, JPN) ,  YAMAUCHI Shigeo (Nara Women’s Univ., Nara, JPN) ,  NOBUKAWA Kumiko K. (Nara Women’s Univ., Nara, JPN) ,  BAMBA Aya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  PANNUTI Thomas G. (Morehead State Univ., KY, USA)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 72  号： 4  ページ： 65.1-65.8  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 混合形態超新星残HB9の中心領域のスペクトル解析の結果を示した。この線源の以前の銀河観測は4keV以上の硬X線成分を検出し,この特定のX線成分の起源はまだ知られていない。著者らの結果は,抽出したX線スペクトルが,約0.1~0.2keVの温度をもつ衝突イオン化平衡プラズマ(星間物質成分),および約0.6~0.7keVの温度と>1×10¹¹cm^-3sのイオン化時間スケールをもつイオン化プラズマ(エジェクタ成分)より構成されるモデルで最もよく表されることを示した。4keV以上の中心領域では顕著なX線放出は見られなかった。以前の研究によって報告された再結合プラズマモデルは,著者らのスペクトルを説明しなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超新星残骸 ,  *X線スペクトル ,  星間物質 ,  衝突イオン化 ,  *プラズマ ,  硬X線 ,  電離平衡 ,  エゼクタ
準シソーラス用語： イオン化平衡 ,  再結合プラズマ

分類 (1件)： 恒星  (DB05000P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 形態 ,  超新星残骸 ,  X線 ,  放出