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J-GLOBAL ID:202002223004505523   整理番号:20A2016164

ヒト誘導多能性幹細胞由来心筋細胞における超急速遅延整流K+チャネル病【JST・京大機械翻訳】

Ultrarapid Delayed Rectifier K+ Channelopathies in Human Induced Pluripotent Stem Cell-Derived Cardiomyocytes
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 536  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7062A  ISSN: 2296-634X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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心房細動(AF)は最も一般的な心臓不整脈である。AF患者の約5~15%は,心房特異的超急速遅延整流K+電流(I_Kur)を運ぶイオンチャンネルのK_v1.5αサブユニットをコードするKCNA5の変異を含む心臓遺伝子の変異を有する。KCNA5における機能喪失および機能獲得AF関連変異の両方が知られているが,ヒト心筋細胞の活動電位(AP)に対するそれらの効果は,あまり研究されていない。ここでは,ヒト誘導多能性幹細胞由来心筋細胞(hiPSC-CM)のAPに対する野生型および変異体I_Kurの影響を評価した。レチノイン酸に基づく分化プロトコルにより発生した心房様hiPSC-CMは,心室様hiPSC-CMと比較して,より迅速な再分極を有するAPを有し,より低いAPプラトーを有するより短いAPを生じることを見出した。50μM4-アミノピリジンに対する電流感受性として測定したNative I_Kurは,心房および心室様hiPSC-CMでそれぞれ1.88±0.49(平均±SEM,n=17)および0.26±0.26pA/pF(n=17)であった。心房および心室様hiPSC-CMの両者において,I_Kur遮断はAPパラメータに対して最小の影響を有した。次に,自然I_Kurがブロックされた11の心房様および10の心室様hiPSC-CMに,新たに分離したヒト心房筋細胞のように,種々の量の仮想I_Kurを注入するために動的クランプを使用した。100%密度のI_Kurの注入はAPを短縮し,その効果は心房様hiPSC-CMsの20%再分極(APD_20)のAP期間に対して最強であり,I_Kur密度<100%(100%と比較して)で,機能喪失変異をシミュレーションし,有意なAP延長とプラトーの上昇が観察された。I_Kur密度>100%では,APD_20は心房および心室様hiPSC-CMの両方で減少したが,I_Kurの強い増加でのみ低下した。心室様hiPSC-CMにおいて,プラトーの低下はAP短縮をもたらした。機能喪失変異を模倣するI_Kurの減少は,機能獲得変異を模倣する増加よりhiPSC-CMのAPに強い効果を持ち,一方,心室様hiPSC-CMでは,AP短縮の結果が増加し,AP形態がより心房様になる。心房様hiPSC-CMsのI_Kur密度が,新たに分離したヒト心房筋細胞よりも実質的に小さいので,心房様hiPSC-CMに対するネイティブI_Kur調節の影響は,仮想I_Kur注入の効果よりも顕著ではなかった。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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