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J-GLOBAL ID：202002223753746712   整理番号：20A2090361

Bacillus subtilis核様体関連蛋白質YlxRはフルクトースリジン利用オペロン(frlBONMD-yurJ)プロモーターの二モード発現に関与する【JST・京大機械翻訳】

Bacillus subtilis Nucleoid-Associated Protein YlxR Is Involved in Bimodal Expression of the Fructoselysine Utilization Operon (frlBONMD-yurJ) Promoter

著者 (3件)： Ogura Mitsuo (Institute of Oceanic Research and Development, Tokai University, Shizuoka, Japan) ,  Shindo Kazutoshi (Department of Food and Nutrition, Japan Women’s University, Tokyo, Japan) ,  Kanesaki Yu (Research Institute of Green Science and Technology, Shizuoka University, Shizuoka, Japan)
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 11  ページ： 2024  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌は時間において厳しい環境変動を生き残り,いくつかの戦略を進化させる必要がある。単細胞分析における最近の進展により,”選択的”挙動を同定した。大部分の細菌は単一細胞として存在するので,細菌集団はしばしばクローンと考えられている。しかし,蓄積された証拠は,これが症例ではないことを示唆する。遺伝子発現と蛋白質発現はしばしば均一ではなく,表現型不均一性をもたらす。極端な場合,これは双安定性,2つの安定状態の存在をもたらす。多くの場合,重要なマスター調節因子の発現は,標的遺伝子の二峰性発現を引き起こす正のフィードバックループを介して二峰性である。代替炭素源に対する代謝遺伝子の二峰性発現を観察した。分解酵素をコードするfrlBプロモーター(PfrlB)により駆動されるfrlBONMD-yurJオペロンの発現プロファイル及びフルクトースリジンを含むアミノ糖の輸送体を転写lacZ及びgfp及び翻訳蛍光レポーターmCherry融合を用いて調べた。PfrlBに対するCodY,FrlR,RNアーゼYおよびヌクレオイド関連蛋白質YlxRをコードする遺伝子の破壊効果を,各融合構築物の発現に対し検討した。PfrlB-gfpとPfrlB-mCherryの発現は,それぞれamyEとその元の遺伝子座に位置し,二峰性であった。そして,ylxRの破壊は,フローサイトメトリー分析で明確な二峰性発現パターンの消失をもたらした。これはPfrlBの二峰性発現に対するYlxRの役割を示唆した。データは,YlxRが転写と翻訳の両方を通してPfrlBの二峰性発現に作用することを示した。YlxRは翻訳に関連するものを含む多くの遺伝子を調節し,上記の概念を支持する。RNアーゼYの欠失は転写PfrlB-gfpの不均一発現を消失させたが,翻訳PfrlB-mCherryの二峰性発現ではなく,翻訳レベルでのPfrlB-mCherryのmRNA安定性制御及び調節機構を介したオペロンの調節におけるRNアーゼYの役割を示唆した。これらの結果に基づいて,二峰性PfrlB発現の意味と可能な原因を論じた。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  アミノ糖 ,  RNアーゼ ,  遺伝子 ,  *オペロン ,  *タンパク質 ,  表現型 ,  *枯草菌 ,  *プロモーター領域 ,  クローン ,  フローサイトメトリー ,  遺伝子発現 ,  ヘキソース ,  ケトース ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アミノ糖の利用 ,  バイモーダル表現 ,  ylxRの自己調節 ,  枯草菌 ,  ベットヘッギング戦略

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (2件)： フルクトース ,  リジン

引用文献 (50件)：

• Afroz T., Biliouris K., Kaznessis Y., Beisel C. L. (2014). Bacterial sugar utilization gives rise to distinct single-cell behaviors. Mol. Microbiol. 93 1093-1103.
• Belitsky B. R., Sonenshein A. L. (2008). Genetic and biochemical analysis of CodY-binding sites in Bacillus subtilis. J. Bacteriol. 190 1224-1236. doi: 10.1128/jb.01780-07
• Blancato V. S., Repizo G. D., Suárez C. A., Magni C. (2008). Transcriptional regulation of the citrate gene cluster of Enterococcus faecalis involves the GntR family transcriptional activator CitO. J. Bacteriol. 190 7419-7430. doi: 10.1128/jb.01704-07
• Brambilla E., Sclavi B. (2015). Gene regulation by H-NS as a function of growth conditions depends on chromosomal position in Escherichia coli. G3 5 605-614. doi: 10.1534/g3.114.016139
• Browning D. F., Grainger D. C., Busby S. J. (2010). Effects of nucleoid-associated proteins on bacterial chromosome structure and gene expression. Curr. Opin. Microbiol. 13 773-780. doi: 10.1016/j.mib.2010.09.013

タイトルに関連する用語 (6件)： Bacillus ,  核様体 ,  蛋白質 ,  オペロン ,  プロモーター ,  発現