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J-GLOBAL ID：202002223879027476   整理番号：20A1501580

高等専門学校におけるモビリティ・マネジメント教育の展開方法の検討-土木と地理が連携した低学年での学習成果の可視化と検証から-

MOBILITY MANAGEMENT EDUCATION IN THE NATIONAL INSTITUTE OF TECHNOLOGY: ANALYSIS OF LEARNING OUTCOMES THROUGH INTEGRATION OF CIVIL ENGINEERING AND GEOGRAPHY

著者 (2件)： 川端光昭 (岐阜工業高等専門学校 環境都市工学科) ,  阪上弘彬 (兵庫教育大学 教員養成・研修高度化センター)
資料名： 土木学会論文集 H(教育)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. H (Engineering Education and Practice) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 25-34(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0264A  ISSN： 1884-7781  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土木の社会的役割・責任を理解した土木技術者の育成のためには,専門科目を学習する初期段階からシティズンシップの醸成を視野に入れた授業カリキュラムの展開が必要である.本稿では,高等専門学校の低学年を対象に,土木と地理が連携したモビリティ・マネジメント教育の実践内容を報告するとともに,この学習成果を分析し今後の授業展開に向けた知見を得ることを目的とする.学習成果の分析の結果,学生は地理で事前に学習した知識を土木分野の具体的社会問題(本稿で言えば岐阜市へのLRTの導入是非)に対応づけて考察できていることを確認した.一方で,交通計画や都市計画に関する専門知識の習得が進めば賛否態度が変容すると思われる思考過程も確認できたことから,学習段階(学年)に応じたカリキュラム設計が今後の課題と言える.(著者抄録)

シソーラス用語： *学校教育 ,  *システムマネジメント ,  *ライトレールシステム ,  専門学校 ,  高校生 ,  土木工学 ,  地理学 ,  カリキュラム ,  データマイニング ,  教師つき学習 ,  ネットワーク ,  岐阜県
準シソーラス用語： テキストマイニング ,  *モビリティマネジメント ,  岐阜市 ,  共起ネットワーク

著者キーワード (5件)： mobility management ,  civil engineer education ,  cooperation with general academic subject ,  geography education ,  text mining

分類 (1件)： 技術教育  (RA01050B)

引用文献 (23件)：

• 1) 国立高専機構:モデルコアカリキュラム-ガイドライン-,2017.
• 2) 国立高等機構:平成24年度全国高専教育フォーラム,http://ybxxrx214.secure.ne.jp/news/news20120907-1.html,(最終アクセス2019.8.7)
• 3) 原田洋一郎:高等専門学校における地理教材に関する一考察-鉱山業に関わる事例地域を例に-,新地理,47巻,2号,pp. 23-32,1999.
• 4) 藤井聡,唐木清志,工藤文三,池田豊人,岡村美好,緒方英樹,高橋勝美,谷口綾子,日比野直彦,堀畑仁宏,原文宏,松村暢彦:「土木」と「社会科教育」の連携の意義と可能性,土木学会論文集 H(教育),Vol. 2,pp. 39-44,2010.
• 5) 三橋浩志:「教育」から問う土木,土木学会誌,Vol. 103,No. 6,pp. 28-30,2018.

タイトルに関連する用語 (10件)： 高等専門学校 ,  モビリティ・マネジメント ,  教育 ,  展開 ,  土木 ,  地理 ,  連携 ,  学習成果 ,  可視化 ,  検証