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J-GLOBAL ID：202002224047044628   整理番号：20A0764095

プロセスに基づく植物成長モデルを用いた植物炭素固定に対するオゾンの影響評価に向けて:異なる土壌栄養レベル下で生育したFagus crenataの事例研究【JST・京大機械翻訳】

Toward an impact assessment of ozone on plant carbon fixation using a process-based plant growth model: A case study of Fagus crenata grown under different soil nutrient levels

著者 (6件)： Kinose Yoshiyuki (United Graduate School of Agricultural Science, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan) ,  Fukamachi Yoshinobu (Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan) ,  Okabe Shigeaki (Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan) ,  Hiroshima Hiroka (Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan) ,  Watanabe Makoto (Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan) ,  Izuta Takeshi (Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 716  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物毒性を有する大気汚染物質である対流圏におけるオゾン(O_3)は,植物炭素固定を減少させるので,地球温暖化のドライバーと考えられている。最近,プロセスベースの植物成長モデルが植物(SCHAUBERGER et al.,2019)に及ぼすO_3影響の評価に使用されている。評価をより厳密にするために,植物成長モデルを開発し,全植物炭素固定量(C_fix)におけるO_3誘導変化を駆動する重要因子を明らかにした。3つの土壌施肥レベル(非,低,または高施肥),すなわち全部で9つの処理により,Fagus crenata苗を3つのO_3レベル(木炭濾過空気または1.0または1.5倍環境[O_3])に曝露した。C_fixは,非および低施肥処理で減少したが,O_3燻蒸による高施肥処理では影響を受けなかった。著者らの植物成長モデルは,植物の葉面積と光合成能力に及ぼすO_3の影響を考慮することによって,C_fixを正確にシミュレートできた(それぞれV_cmaxとJ_max)。そして,光合成光子束密度(φとθ)に対する電子輸送速度応答の曲線の初期勾配と凸性。さらに,モデルは,V_cmaxとJ_max,φとθ,または葉面積の変化が,1.5倍の環境[O_3]燻蒸によって引き起こされ,低施肥実生では-1.6,-5.8,-6.4%,高施肥実生では-4.6,-7.6,+5.8%であった。したがって,光合成能力(特にφとθ)と葉面積は,種々の施肥レベル下で成長したF.crenata苗のC_fixに及ぼすO_3の影響に影響を及ぼす重要な因子である。さらに,これらの光合成能力と植物葉面積に及ぼすO_3と土壌養分の影響は,プロセスベースの植物成長モデルを用いた森林樹種による炭素固定のO_3誘導変化を予測するために考慮されるべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 施肥 ,  *オゾン ,  光合成 ,  *炭酸同化 ,  *植物成長 ,  大気汚染物質 ,  対流圏 ,  燻蒸 ,  *事例研究 ,  実生 ,  林木 ,  地球温暖化 ,  *ブナ属 ,  葉面積 ,  土壌養分 ,  *植物生理 ,  汚染物質

著者キーワード (5件)： 対流圏オゾン ,  土壌施肥 ,  炭素固定量 ,  植物成長モデル ,  Fagus crenata

分類 (3件)： 研究開発  (SA01040R) ,  植物に対する影響  (EE05030G) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (11件)： プロセス ,  植物 ,  成長モデル ,  炭素固定 ,  オゾン ,  影響評価 ,  土壌 ,  栄養 ,  生育 ,  Fagus ,  研究