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J-GLOBAL ID：202002224242776932   整理番号：20A2329159

ケイ酸塩系含浸材と反応したセメントペースト中の水和物の挙動【JST・京大機械翻訳】

Behavior of hydrates in cement paste reacted with silicate-based impregnant

著者 (2件)： Kim Jihoon (Department of Civil Engineering and Architecture, Muroran Institute of Technology, Hokkaido, 0508585, Japan) ,  Kitagaki Ryoma (Division of Human Environmental System, Graduate School of Engineering, Hokkaido University, Sapporo, 0608628, Japan)
資料名： Cement & Concrete Composites  (Cement & Concrete Composites)
巻： 114  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0500B  ISSN： 0958-9465  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コンクリート構造の耐久性を改善するために,ケイ酸塩ベースの含浸剤が使用されているが,化学的相互作用機構は明らかではない。ケイ酸塩系含浸剤は水酸化カルシウムと反応し,セメント水和過程中に形成され,ケイ酸カルシウム水和物(C-S-H)に類似した化合物を形成する。本論文は,Ca/Si比による反応実験,および固体核磁気共鳴(NMR)およびX線粉末回折(XRD),Fourier変換赤外分光法(FT-IR)およびRaman分光法を,ケイ酸塩ベースの含浸剤によるセメントペーストの化学的変化を観察するために実施した。XRDの結果に基づいて,モノ硫酸塩相の還元ならびにC-S-H(トバモライト様相)の生成が観察された。29Siと27Al NMRスペクトルもXRD結果と一致した。さらに,Al/Si置換とC-(A)-S-H(Alを含むC-S-H)に近い構造の生成の両方の可能性が観察された。したがって,ケイ酸塩ベースの含浸剤は,水酸化カルシウムと反応する新しいC-S-Hだけでなく,他の水和物にも影響した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  X線回折 ,  *ケイ酸塩 ,  *セメント ,  アルミニウム ,  カルシウム ,  ケイ素 ,  *セメントペースト ,  水酸化カルシウム ,  *水和 ,  X線回折分析 ,  *水和物 ,  硫酸塩 ,  *注入剤 ,  トバモライト ,  ケイ酸カルシウム水和物
準シソーラス用語： C-S-H , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ケイ酸塩ベースの含浸 ,  ケイ酸カルシウム水和物 ,  化学挙動

分類 (2件)： セメントの性質・分析  (YC05040F) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (5件)： ケイ酸塩 ,  含浸材 ,  セメントペースト ,  水和物 ,  挙動