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J-GLOBAL ID:202002225082926288   整理番号:20A0108479

植物プランクトンの炭素バイオマスと一次生産の季節的変動,および日本の相模湾の浅海域における粒子状炭素へのそれらの寄与

Seasonal variability in phytoplankton carbon biomass and primary production, and their contribution to particulate carbon in the neritic area of Sagami Bay, Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 224-250(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L3253B  ISSN: 1880-8247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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環境変数,クロロフィルa(Chl-a),粒子状の炭素および窒素(それぞれPCおよびPN),植物プランクトンの炭素バイオマス(Ph-C)および一次生産の季節的変動を,2008年1月から2013年12月までの間,神奈川県相模湾における浅海の地点で調査した。サイズ分画Ph-Cは顕微鏡観察により細胞容積から変換され,この海域に対する有益なデータを加えた。春季ブルームの時期は,マイクロサイズ画分(>20μm)が全Chl-aと全Ph-Cの大部分を構成したが,他の時期は,ピコサイズとナノサイズの画分(<20μm)がより大きな割合を構成したことから,植物プランクトンの現存量は太陽光条件と水の物理化学的性質に影響されることが示唆された。2月~3月に,植物プランクトンバイオマスは増加し,太陽光強度の増加(>15.7 MJ m-2 d-1),高栄養塩濃度および平衡モル比の条件下で春季ブルームの最初のピークを形成した。サイズ分画Ph-C-Chl-a関係の回帰式から,平均Ph-C/Chl-a比は,<20μm,>20μmおよび全画分に対して,それぞれ5.3~7.7,29.2~32.6および22.1~25.1であった。Ph-C/Chl-a比(1.8~128.8)は放射照度と栄養塩により調節された。増殖速度(約0-3.7 d-1)は放射照度および同化数と正相関を示し,Ph-C/Chl-a比と負相関を示した。深度積分型の一次生産(DIPP)は0.15-5.43 g C m-2 d-1であった。0~50mの深度積分値に基づいて,全Ph-CとDIPPはPCのそれぞれ1.3~34.4%と1.3~30.9% d-1を占めたことから,PC変動は全Ph-CとDIPPに依存することが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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プランクトン  ,  生態系 
引用文献 (113件):

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