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J-GLOBAL ID:202002225274574518   整理番号:20A2353756

セルロース誘導体と合成ポリマーの複合化による様々な材料形態のセルロース系液晶機能材料の創出

著者 (5件):
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巻: 24  号:ページ: 228-234  発行年: 2020年10月25日 
JST資料番号: L3796A  ISSN: 1880-6449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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多くのセルロース誘導体は,主鎖の剛直性とキラリティに由来して,濃厚溶液中またはバルク状態でリオトロピックまたはサーモトロピックのコレステリック液晶(ChLC)を発現する.筆者らは,セルロース誘導体と合成ポリマーの複合化による,種々の材料形態の機能性セルロース系液晶材料の創製を軸として研究に取り組んできた.これまで主に扱ってきた材料形態は,セルロース系ChLC構造を内部に構築したフィルムおよび微粒子である.セルロース系ChLCフィルムは,セルロース誘導体/アクリルモノマー溶液のin-situ重合によって得られ,圧縮刺激を与えるとフィルムの色調に加えて円二色性が変化するという特異なメカノクロミック特性を示した.このメカノクロミック特性は,セルロース誘導体の側鎖設計や複合化するアクリルポリマー種の選択により幅広く制御することができた.セルロース系ChLC微粒子は,セルロース誘導体にジブロックコポリマーをグラフトして自己組織化を誘起することで,w/oエマルション中で自発形成させることができた.さらに,ジブロックコポリマーの組成やグラフト率の変化,あるいは塩の添加により微粒子の物性制御が可能であった.本稿ではこれらの研究成果に焦点を当て,詳細に解説する.(著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の液晶  ,  多糖類 

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