文献

J-GLOBAL ID：202002225326982684   整理番号：20A0249020

高齢ドライバに対する運転能力評価シミュレータ走行後のリプレイ教示による能力向上効果検証

Verification of the Effectiveness of the Replay Teaching Method for Elderly Driver’s Performance Estimation Simulator

著者 (3件)： 鳥居耕太 (愛知県立大学 大学院情報科学研究科) ,  河中治樹 (愛知県立大学 大学院情報科学研究科) ,  小栗宏次 (愛知県立大学 大学院情報科学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 139  号： 12  ページ： 1400-1406(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハザード認識試験は,ドライバの注意の改善を目的とした安全教育法の一つである。ドライバの注視情報を抽出し,ドライバのハザード認識能力を動的に評価できる実画像型駆動シミュレータを構築した。本論文では,28人の高齢ドライバを用いてこのシステムの有効性を試験した。評価のために使用されたハザードな目標物は,運転学校指示者の注視情報に基づいて決定された。本論文では,このシミュレータを用いて高齢ドライバの注視情報を分析し,彼/彼女がテスト後にハザードな目標物を認識できるかどうかについて,リプレイ教育法を用いてドライバに告げた。その後,運転者は2回目の試験を行った。第一試行(教育前)と第二試行(教育後)の結果を比較し,ハザード認識能力が向上したことを確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *運転者 ,  *能力 ,  *訓練用シミュレータ ,  *評価 ,  リスク ,  安全教育 ,  注意
準シソーラス用語： *高齢ドライバ ,  *運転能力 ,  運転シミュレータ ,  *能力評価 ,  ハザード

著者キーワード (6件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  運転者  (TB01040V)

引用文献 (15件)：

• (1) 内閣府:「令和元年交通安全白書」(2019)
• (2) 日本自動車工業会:「2013年度乗用車市場動向調査」(2014)
• (3) 河野直子・青木宏文・尾崎紀夫:「高齢期の認知機能低下と安全運転:支援立案に向けた研究課題の整理」,認知科学,Vol. 25, No. 3, pp. 243-258 (2018)
• (4) 蓮花一己・多田昌裕・向井希宏:「高齢ドライバと中年ドライバーのリスクテイキング行動に関する実証的研究」,応用心理学研究,Vol. 39, No. 3, pp. 182-196 (2014)
• (5) 多田昌裕・飯田克弘・中西 誠・安時 亨・山田憲浩・蓮花一己:「高速道路における高齢運転者のハザード知覚特性分析」,交通工学論文集,Vol. 2, pp. A75-A84 (2016)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高齢ドライバ ,  能力評価 ,  シミュレータ ,  教示 ,  能力 ,  向上効果 ,  検証