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J-GLOBAL ID：202002225339914714   整理番号：20A0601644

食品表示の見やすさ・わかりやすさ科学的評価に基づくデザインとは

著者 (1件)： 森下洋平 (ユニバーサルコミュニケーションデザイン協 UCD研)
資料名： 明日の食品産業  (Food Industry for Tomorrow)
巻： 2020  号： 3  ページ： 13-22  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： L1826A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・一般財団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)が研究してきた食品表示のわかりやすさの取り組みを報告。
・必要なのは「読まれる食品表示」であることについて,「わかりやすさ」は情報のユニバーサルデザインであることについて,それぞれ紹介。
・デザインは定量化できることについて,わかりやすさの9項目,情報量が19%を超えると読みたくないと思われることを,データを示し紹介。
・タイポグラフィ(文字)について,食品表示に最適な文字を選ぶことが重要であること,文字組とわかりやすさの関係性,見えにくい色使い(色彩設計)を,それぞれ紹介。
・食物アレルギーがわかりやすい認証を取得したピクトグラム開発について,「みんなのピクト」として開発したピクトグラムを特定原材料7品目,不鮮明時にも正答率が高いことを,それぞれ示し紹介。
・ピクトグラムを活用した食品表示の事例等を紹介した後,「モノの品質」から「情報の品質」向上を目指すことが重要であることについて論述。

シソーラス用語： 設計 ,  *品質表示 ,  事例研究 ,  タイポグラフィー ,  食品アレルギー ,  情報量
準シソーラス用語： ピクトグラム ,  *ユニバーサルデザイン ,  視認性 ,  情報品質 ,  色彩設計 ,  *食品表示 ,  正答率 ,  定量化 ,  特定原材料 ,  *分かり易さ

分類 (1件)： 食品包装  (FJ02030B)

引用文献 (6件)：

• 内閣府 消費者委員会 第47回 食品表示部会 議事録:食品表示の「見やすさ、わかりやすさ」(UCDA) https://www.cao.go.jp/consumer/history/05/kabusoshiki/syokuhinhyouji/bukai/047/gijiroku/index.html
• 矢口博之,竹下直幸,水野昭,UCDA,視覚特性や提示条件が変化しても読み違いが起こりにくい金融コミュニケーション向けUDフォントの開発,日本印刷学会誌,vol.50-1,2013
• 矢口博之,中本和宏,UCDA,UDフォントによる組版の設定が文章の可読性に与える影響について(第2報),人間工学,51巻,2015
• 佐藤潜一,矢口博之,植田憲二,森下洋平(UCDA),食物アレルギーの原因となる特定原材料の使用状況を示す視認性の高いピクトグラムの研究,日本印刷学会第142回研究発表会講演予稿集,2019
• インタビュー記事:防災ブックにも「情報品質」が必要です https://ucda.jp/customer/vol049/

タイトルに関連する用語 (5件)： 食品表示 ,  わかりやすさ ,  科学 ,  評価 ,  デザイン