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J-GLOBAL ID:202002225362904628   整理番号:20A1481643

Paramecium tetraurelia(繊毛虫類,Peniculida)におけるアルギニンキナーゼの役割:繊毛におけるAK3およびホスホアルギニンシャトルシステムの細胞内局在【JST・京大機械翻訳】

Role of arginine kinase in Paramecium tetraurelia (Ciliophora, Peniculida): Subcellular localization of AK3 and phosphoarginine shuttle system in cilia
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2152A  ISSN: 0932-4739  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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繊毛虫類Paramecium tetraureliaには4つのアルギニンキナーゼ遺伝子(AK1,AK2,AK3,AK4)がある。これらの遺伝子のうち,AK3のみがファルネシル化のためのシグナル配列を持ち,翻訳後修飾は繊毛膜への修飾酵素の固定を可能にする。この修飾を確認するために,無細胞蛋白質合成系を用いてAK3を合成し,ペプチド質量フィンガープリント法(PMF)を用いてペプチド質量を分析した。PMF分析はAK3のC末端ペプチドがファルネシル化されることを示した。したがって,AK3は生理学的に適切な条件下でファルネシル化できる。P.tetraurelia AK3の細胞内局在性を決定するために,ウェスタンブロット分析を無傷細胞及び毛様体画分から抽出した蛋白質に対するAK3ポリクローナル抗体を用いて行った。抽出をTriton X-100を用いて行うと,AK3は毛様体画分を検出した。この結果は,毛様体画分がAK3を含むことを示唆した。さらに,摂食RNA干渉法を用いて繊毛運動におけるP.tetraurelia AKの役割を調べた。AK1およびAK3サイレンシング細胞の遊泳速度は,対照細胞の値の半分まで有意に減少した。要約すると,P.tetraurelia AK3は繊毛膜に位置し,おそらく繊毛に存在するホスホアルギニンシャトル系を介して遊泳速度に影響すると思われる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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酵素一般  ,  動物の生化学 

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