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J-GLOBAL ID:202002225517584743   整理番号:20A1480724

Soret強制Rayleigh散乱法で測定した過冷却領域を含む濃縮トレハロース水溶液の相互拡散係数【JST・京大機械翻訳】

Mutual diffusion coefficient of concentrated trehalose aqueous solutions including supercooled regions measured by the Soret forced Rayleigh scattering method
著者 (4件):
資料名:
巻: 311  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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0.1~0.8質量分率の濃度範囲と25~50°Cの温度範囲におけるトレハロース水溶液Dの二成分相互拡散(相互拡散)係数を大気圧下の過冷却領域を含めて測定した。実験装置はSoret強制Rayleigh散乱(SFRS)技術に基づき,2つの交差パルス励起レーザビーム(ΔT<10-2°C)により発生した光干渉格子の吸収により,二糖水溶液におけるマイクロメートルオーダーフリンジ間隔の周期的空間濃度変調(Δw<10-5)を生成するSoret効果を用いた。質量拡散過程の減衰を数ミリ秒以内のプローブレーザビームの回折強度によって監視した。SFRSのこれらの特性は過冷却状態での高粘性二糖類水溶液の測定を可能にした。実験結果の不確実性は,低濃度では±3%以内であり,高濃度(w>0.55)では±9%であった。実験結果は,濃度増加に伴う相互拡散係数の減少速度が希薄な正常領域よりも過冷却領域でより顕著であることを示した。また,過冷却領域における30°Cでのスクロース水溶液の相互拡散係数を測定し,トレハロースから得た結果と比較した。トレハロース水溶液の相互拡散係数が濃度増加によるスクロースのそれより小さいことを観察し,D_トレハロースに対するD_trehaloseの比は半分以下の値に対してほぼ線形濃度依存性を示した。著者らの知見は,トレハロースが,それらのガラス転移近くの組成の緩和に関して,ショ糖より効果的であることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
溶液論一般  ,  高分子溶液の物理的性質  ,  液体の輸送現象一般  ,  固体中の拡散一般 

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