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J-GLOBAL ID:202002226611233504   整理番号:20A1171157

肝硬変を伴う無尿性血液透析患者における血清フレクainide濃度の理論的に考えられる極端な上昇を予測するための生理学に基づく薬物動態モデリングの利用【JST・京大機械翻訳】

Utilizing physiologically based pharmacokinetic modeling to predict theoretically conceivable extreme elevation of serum flecainide concentration in an anuric hemodialysis patient with cirrhosis
著者 (5件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 821-831  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0208A  ISSN: 0031-6970  CODEN: EJCPAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:薬物-薬物相互作用(DDIs)および共存症のような複数の因子が同時に存在する複雑な臨床シナリオにおけるより高い薬物濃度は,前向き臨床研究において必ずしも合理的ではない。抗不整脈薬フレカイニドの生理学的基礎薬物動態(PBPK)モデル化とシミュレーションを用いて,末期腎疾患(ESRD),肝硬変,及びCYP1A2阻害剤メキシレチンの共投与を含む複雑な臨床例における高いフレカイニド濃度を定量的に合理化した。【方法】:開発したフレカイニドPBPKモデルを用いて,meレチンのDDI効果(阻害前後のAUC比によって測定した)を評価し,そして,フレカイニド曝露に及ぼすESRDと肝硬変の併用疾患効果を評価した。結果:meレチンの予測DDI効果は,肝硬変集団(平均[5/95パーセンタイル],1.23[0.97-1.67])による無尿血液透析では無視できるか弱かったが,健常ボランティアでは無視できた(1.03[1.02-1.05])。肝硬変集団による無尿血液透析における複数のフレカイニド投与(50mg BID)後の予測フレカイニド濃度は,観察値(3602ng/mL)と同程度であり,メキシレチンの存在下と非存在下で予測濃度間に低下した(それぞれ3043[718~8499]と5914[880~20,624]ng/mL)。結論:PBPKシミュレーションは,観察されたより高いフレカイニド濃度がESRD,肝硬変およびmeレチンとの潜在的DDIの併用効果に起因する可能性のある説明を提案した。このアプローチは,珍しい場合でも複雑な臨床状況で起こる薬物曝露における理論的に考えられる極値への定量的洞察を提供する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(臨床)  ,  心臓作用薬の臨床への応用  ,  薬物の相互作用 

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