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J-GLOBAL ID：202002226614013924   整理番号：20A2610921

銅合金圧延板の表面ブラッシングによる圧延集合組織破壊と曲げ加工性の劇的改善

著者 (1件)： 三浦博己 (豊橋技科大 機械工学系)
資料名： 日本鉱業振興会助成研究成果報告書  (日本鉱業振興会研究助成による研究成果報告)
巻： 2020  ページ： 15-18  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0621B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・コネクタ等に使用される銅合金には,高強度,高伝導性,延性,曲げ加工性等を併せ持つことが要求され,強圧延による加工が多く採用。
・強圧延はラメラ組織を発達させ強度は上昇するものの,冷間圧延により圧延集合組織が形成され,曲げ加工性が悪化してコネクタ等の製造が困難になることが問題。
・圧延集合組織を緩和させる手法として,ワイヤブラシを金属表面に押し付けるワイヤブラッシング法を提案。
・本研究では,Cu-Ni-Si合金のブラッシング加工層の厚みの変化が機械的特性に与える影響を検討。
・その結果,表面の結晶粒は微細化して圧延集合組織が緩和されたことを確認。

シソーラス用語： *銅合金 ,  *曲げ加工 ,  電子回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  硬さ試験 ,  引張試験 ,  曲げ試験 ,  バニシ仕上 ,  圧延集合組織
準シソーラス用語： *圧延組織 ,  EBSD

分類 (1件)： 圧延技術  (WC06030Z)

引用文献 (2件)：

• 兼子毅, 宇都宮裕, 齋藤好弘, 左海哲夫, 古城紀雄 : 鉄と鋼, 89(2003), 31-36.
• 三浦博己, 木村匠, 小林正和 : 銅と銅合金, 56(2017), 71-75.

タイトルに関連する用語 (6件)： 銅合金 ,  圧延板 ,  ブラッシング ,  圧延集合組織 ,  破壊 ,  曲げ加工性