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J-GLOBAL ID:202002226991806436   整理番号:20A0560053

歌声の歌唱タイミングと同期する伴奏システム

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巻: 2020  号: MUS-126  ページ: Vol.2020-MUS-126,No.13,1-6 (WEB ONLY)  発行年: 2020年02月10日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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音楽情報処理の一分野として伴奏システムが研究されている.伴奏システムとは人間が行う伴奏のように,独奏者に協調した伴奏を計算機で実現しようとするシステムである.従来の伴奏システムは主に楽器の独奏に対し,ピアノなどで伴奏を行うものであったが,歌声を独奏とする伴奏システムも開発されてきている.フルートなどの楽器では各音の演奏タイミングはその発音開始時刻と考えられ,パワーや音高情報などから容易に検出可能であるが,歌詞を伴う歌声の場合その演奏タイミングは歌詞の音素により複雑に変化するため検出が困難である.先行研究において歌詞が子音+母音の場合は母音の開始時刻が歌唱者の意図する演奏タイミングと一致することが示されている.従来の楽器を対象とする伴奏システムをそのまま歌唱に適応した場合,子音の開始時刻をその発音開始時刻と判断してしまうため,独奏者の意図する演奏タイミングとずれてしまう.そこで本研究では母音の開始時刻をリアルタイムで検出する手法を提案し,その検出時刻に基づいて伴奏制御することにより歌声と正確に同期する伴奏システムの実現を目的とする.提案システムを実装し,従来システムとの比較評価実験を行った結果,提案手法の有用性が示された.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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パターン認識  ,  音響一般  ,  その他の情報処理 
引用文献 (18件):
  • Dannenberg, R.: An On-Line Algorithm for Real-Time Accompaniment, Proc. of ICMC, pp. 193-198 (1984).
  • Vercoe, B.: The Synthetic Performer in the Context of Live Performance, Proc. of ICMC, pp. 199-200 (1984).
  • Horiuchi, Y., Hozumi, T.: A Computer Accompaniment System With Independence, Proc. of ICMC, pp.418-420 (1993).
  • Cont, A.: ANTESCOFO: Anticipatory Synchronization and Control of Interactive Parameters in Computer Music, Proc. of ICMC (2008).
  • Raphael, C.: Music Plus One and Machine Learning, Proc. of ICML, pp. 21-28 (2010).
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タイトルに関連する用語 (3件):
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