文献
J-GLOBAL ID:202002227925471055   整理番号:20A0119431

熊本地震地表地震断層の阿蘇カルデラ内の完新世活動履歴-南阿蘇村黒川地区トレンチ調査-

Evidence for Holocene paleoseismic events on the 2016 Kumamoto earthquake rupture zone within the Aso caldera: A trench excavation survey at Kurokawa, the town of Minami-Aso, southwest Japan
著者 (7件):
資料名:
号: 51  ページ: 13-25  発行年: 2019年12月25日 
JST資料番号: L2045A  ISSN: 0918-1024  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
布田川断層帯の東部広がりとその古地震活動を明らかにするために,著者らは,阿蘇カルデラに広がった2016熊本地震の地表断層を横切るトレンチの発掘調査をした。南阿蘇村黒川地区の6メートル深さトレンチは,主に多重の塊状ロームユニット,火山砂層,降下テフラユニット,および多数の断層群によって明らかにゆがめられ,切断されている有機物に富む細粒堆積物から成る。トレンチの底部周辺に露出した7.3kAの鬼界アカホヤテフラ層は,2メートルの垂直ずれを示し,これは複数の古地震イベントによる累積すべりを示唆している。著者らの詳細な観測と放射性炭素年代測定の結果として,著者らは4つの古地震イベント,2016年の熊本地震,2132と1900cal BP間に発生した2番目のイベント,4237~4.1cal ka BPの3番目のイベント,および7300~4090cal BPの最も古いイベントについて説明した。平均イベント間隔は1400~2400年である。3番目イベントを不確かなイベントとして排除したとしても,イベント間隔は,2000~3700年である。これらの推定値は,阿蘇カルデラ内外の布田川断層帯に沿った他の後熊本地震から推定されたものと一致する。それは,2016熊本地震の類似タイプが,完新世期間に,繰り返し起こった可能性があることを示唆している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地質構造・テクトニクス  ,  火山地質学一般 

前のページに戻る