文献
J-GLOBAL ID:202002228308696622   整理番号:20A2762524

分界条の床核におけるコルチコトロピン放出因子ニューロンの雌バイアス性的二形性【JST・京大機械翻訳】

Female-biased sexual dimorphism of corticotropin-releasing factor neurons in the bed nucleus of the stria terminalis
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 1-11  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7303A  ISSN: 2042-6410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
線条体末端(BNST)の床核は,脳におけるコルチコトロピン放出因子(CRF)産生ニューロンの最も高い密度を含む。CRF免疫反応性ニューロンは,ラットの背外側BNSTにおいてメスに偏った性二形性を示す。CRFニューロンはマウスの利用可能なCRF抗体で明確に免疫染色できないので,著者らは,修飾黄色蛍光蛋白質(Venus)をCRF遺伝子に挿入し,Neoカセットを除去し,背外側BNSTにおけるCRFニューロンの形態学的特徴を調べた。CRFニューロンの発達変化は出生後段階から成人期まで調べた。生殖腺摘出(GDX)を成体雄と雌マウスで行い,背外側BNSTにおけるCRFニューロンの数に対する性ステロイドの影響を調べた。免疫蛍光で染色したVenus発現ニューロンの数を,発達の経過で雄と雌マウスの間で比較した。GDXを成体マウスで実施した。Nissl染色と組み合わせた免疫組織化学を行い,性または性腺ステロイドの効果を,Venus発現ニューロンの数,および各BNST亜核におけるニューロンまたはグリア細胞の総数を,立体解析法を用いて評価した。大部分のVenus発現ニューロンは背外側BNSTにおいてCrf mRNAを共発現した。それらはカルビンジン免疫活性のないニューロン群を構成し,カルビンジン免疫染色により特性化されるBNSTの主要核と対照的である。背外側BNSTにおいて,Venus発現ニューロンの数は成体期まで発生段階を通して増加した。Venus発現ニューロンの数における性差は出生後5日目では明らかでなかった。しかし,成体では,背外側BNSTの2つの亜核,すなわち,BNST(ovBNST)の卵形核と前外側BNST(alBNST)におけるVenus発現ニューロンの数に有意な女性優位があった。Venus発現ニューロンの数は卵巣摘出雌においてovBNSTまたはalBNSTのどちらかで発情前期雌と比較して有意に小さく,ovBNSTにおいて性腺性無傷雄と比較して精巣摘出雄で有意に大きかった。ニューロンの総数は,卵BNSTおよびalBNSTにおいて男性よりも女性において有意に多かったが,GDXにより影響されなかった。Venus発現CRFニューロンは,マウスのovBNSTおよびalBNSTにおいてメスに偏った性二型性を示した。これらの亜核におけるVenusの発現は,生殖腺ステロイドによって制御された。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 
引用文献 (51件):
もっと見る

前のページに戻る