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J-GLOBAL ID：202002228953798248   整理番号：20A0609973

温度変化はミクロコスム実験におけるマツ,菌根菌および土壌線虫の間の多栄養相互作用に影響する【JST・京大機械翻訳】

Temperature changes affect multi-trophic interactions among pines, mycorrhizal fungi, and soil nematodes in a microcosm experiment

著者 (2件)： Kitagami Yudai (Laboratory of Forest Mycology, Graduate School of Bioresources, Mie University, 1577 Kurimamachiya, Tsu, Mie, 514-8507, Japan) ,  Matsuda Yosuke (Laboratory of Forest Mycology, Graduate School of Bioresources, Mie University, 1577 Kurimamachiya, Tsu, Mie, 514-8507, Japan)
資料名： Pedobiologia  (Pedobiologia)
巻： 78  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1939A  ISSN： 0031-4056  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nematodesは細菌細胞と菌類菌糸の摂食による土壌栄養素循環において重要な役割を果たす。しかし,温度変化が宿主樹木,根関連真菌類および線虫間の多栄養相互作用にどのように影響するかについてはほとんど知られていない。本研究の目的は,土壌線虫群集に影響する非生物的および/または生物的因子を同定することであった。海岸Pinus thunbergii森林から砂質土壌を持つポットミクロコスムを構築した。土壌充填ポットを,マツ実生の有無にかかわらず,20,25,または30°Cで8か月間培養した。実生のポットにおいて,根における黒色,白色および褐色外生菌根(ECM)形成の割合を測定した。土壌から回収されたNematodesは形態学的に同定され,栄養と群集構造の両方によって分化された。ECM形成の発生は85.7%~91.9%の範囲であった。黒色ECM根は30°C(47.0%)で有意に優勢であったが,白色は20°C(43.0%)と25°C(53.0%)で有意に優勢であった。25および30°Cでの線虫の数は,実生の有無にかかわらず20°Cでのそれよりも有意に大きかった。栄養組成に関しては,マツ実生の存在下では,20°Cでの10.4%から25°Cでの27.5%へと30°Cでの44.6%へと有意に増加した。非計量多次元スケーリング散乱プロットは,線虫群集が温度処理の間で有意にクラスタ化することを示した。構造方程式モデリングにより,線虫栄養組成は温度及びマツ実生の存在により直接調節されることを示した。著者らの知見は,温度が線虫群集の形成に対していくつかのカスケード効果を有し,マツ実生と関連ECM菌類がそれらの群落の形成に相乗的に寄与することを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *温度変動 ,  散乱 ,  真菌類 ,  菌糸 ,  *線虫類 ,  クラスタ化 ,  海岸 ,  *土壌線虫 ,  高次元 ,  砂質土 ,  地球温暖化 ,  群落 ,  実生 ,  クロマツ
準シソーラス用語： *マイクロコズム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 沿岸砂 ,  外生菌根菌 ,  地球温暖化 ,  形態学的同定 ,  Nematodes ,  構造方程式モデリング

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 温度変化 ,  ミクロコスム ,  実験 ,  マツ ,  菌根菌 ,  土壌線虫 ,  栄養相互作用